ジーナ式ネントレをゆる~く実践【スケジュールも公開】
育児中の皆さんは子供の生活リズムを整えること、ってとても大変なことだと感じたことはありませんか?
今やネットで様々な情報を得られますが、試してみたものの上手くいかないことも多いと思います。効果の薄い情報に振り回されたくないという気持ちもありますよ。
そこで、当記事では世界的に支持されているジーナ式ネントレを紹介していきます。
- 親子共に生活リズムを整えたい方
- お子さんの寝かしつけで苦労している方
- ジーナ式の具体的なスケジュールを知りたい方
私も最初はネット上のネントレに振り回されていました。しかし、このジーナ式を知り、二人の息子にゆる~く実践したところ、上手く寝かしつけできたのです。
その中で感じた正直な感想や年齢ごとのスケジュールも交えながら、説明していきますね。
ジーナ式ネントレとは?
ジーナ式ネントレとは一日のスケジュールを決めて、それを毎日こなしていくことで睡眠を含めた生活リズムを整える育児法です。
「寝る子は育つ」 昔からよく言われる言葉ですが、実際に寝かせようとするとうまくいかないことが多いですよね。
私も第一子が産まれた後、生活リズムに悩む中でジーナ式のネンネトレーニング(以下ネントレ)を知りました。
まず、簡単にジーナ式ネントレを紹介していきます。
ジーナ式の特徴
特徴を簡単にまとめると以下のような感じです。
- 外が明るくなったら、起きる
- 日中の昼寝は寝かし過ぎない
- 外が暗くなったら、寝る
- 寝室を認識させる
- 寝る前のルーティンを実施する
- 授乳や抱っこで寝かさない
これらを実践することで、乳児から生活リズムを整えて、夜の睡眠時間を長くすることを目的としています。
産後ママは心身ともに疲れているため、睡眠時間の確保は重要ですよね。そのためには乳児の時期からなるべく、夜は長く寝られるようリズムを整えていく必要があります。
そのためにはジーナ式は最適と言えるでしょう。
ジーナ式の参考書
ジーナ式を守るためにはきっちりしたスケジュール管理や寝かしつけのための抱っこは禁物などの決まりごとがあるので、興味がある方は知っておくとよいでしょう。
詳細は以下の本に記載されています。
少し、本書のについて触れておきます。
著者のジーナさんはイギリスの元ナニー。ナニーとは一時的なベビーシッターとは異なり、乳幼児の身の回りの世話やしつけ、教育を親に代わって、住み込みで行う職業の方です(参照:こちら)。
このジーナさん自身に子供がいない点や子供に対する厳しいスケジュールなどで批判もあるものの、世界中で大ベストセラーになっていることから、子育てに有効であることを証明していると言えるでしょう。
しかし、イギリスとは食生活や生活環境が異なる日本人の私は全てを取り入れるのは難しいので、スケジュール管理の部分のみをゆる~く参考にしました。
それでも、多くのメリットを感じられましたので、続いて紹介します。
ジーナ式ネントレのメリット
実践して、メリットして感じた点は以下の通り。
- 夜泣きが減る
- 子供が就寝後を活用できる
- 行動に無駄が無くなる
- 親も早寝早起きになる
これらは日常的な側面なので、生活の質が向上すると思いますよ。
それぞれ説明していきます。
夜泣きが減る
私の子は2人とも生後8か月で夜泣きは1回程度、12か月では朝まで寝てくれるようになりました。
また、起きたとしても胸をポンポンとしてあげることですぐに寝入ってくれます。
これは夜は寝る時間であると体が覚えていったことが要因だと思います。
夜泣きが減るだけで、親もぐっすり眠れますよね。
子供が就寝後を活用できる
朝は外が明るくなったら、子供を起こすため、早寝早起き習慣になります。
そのため、夜に寝かしつけた後、親の時間ができることは大きなメリットですよね。
夜の時間が取れるので、第二子の妊活などは上手くいくかもしれません。
行動に無駄が無くなる
何時に何をすればいいか、決まっているので、それに沿うだけでいいのです。 難しく、考える必要はありません。
これにより、時間を効率よく利用できるようになりました。
一つの行動から次の行動までの時間は大きな時間泥棒になることがあります。
しかし、次の行動が決まっているので、悩むことなく動くことができますよ。
親も早寝早起きになる
夜、子供と一緒に寝てしまうと、私も必然的に早寝早起きになっていきました。
平日、会社から早く帰ったときは一緒に横になりながら、寝てしまうことも多くなります。いわゆる「寝落ち」と言うやつです。
そうすると朝、早く目が覚める→夜は早く眠くなる…の繰り返しで早寝早起きの体質になっていきました。
メリットの中でも自分が早寝早起きの体質になっていったことは最もうれしい効果だと思っています。
ジーナ式ネントレのデメリット
一方で私の感じたデメリットは以下の2点です。
- イベントがあると調整が難しい
- 泊りがけの旅行はリズムが狂う
いずれも非日常的な部分ですが、知っておいてほしい部分です。
イベントがあると調整が難しい
外出や月齢に合わせたイベント(お宮参り、ハーフバースデイなど)でスケジュールに合わない日があると、その場合の寝る時間調整が難しいと感じます。
いつも寝ていた時間に寝れないとぐずったり、その後の寝てほしいタイミングに寝てくれないことがあります。
特に私の場合、2人目は上の子の保育園のイベントに合わせる必要があったので、その調整が難しいと感じました。
泊りがけの旅行はリズムが狂う
また、旅行も以下の理由で難しいかもしれません。
- 移動中で寝てしまう
- 家と違う雰囲気で眠りが浅くなる
- いつも寝る時間に暗い場所を作れない
我慢して家で過ごす、ということが最適だと思います。
しかし、帰省や旅行に行きたいですよね。
その際はお子さんの生活リズムに合わせて出発時間を調整しましょう。
私が実践したスケジュール
では、私が実践したスケジュールについて紹介していきます。
ジーナ式の参考書の記載を全て盛り込むと大変なので、以下の点だけ抑えて生活に取り入れました。
- 朝6時には起こす
- 日中のお昼寝は多くても2時間
- お昼寝で寝ていても、遅くても16時には起こす
- 19時には寝床に着く
本来は授乳と就寝は別けないといけないのですが、私たちは区別しませんでした。
また、寝かしつける際は抱っこしていますので、実際に取り入れたのはスケジュールの考え方だけです。
それでは、各月齢ごとにスケジュールを紹介していきます。
第一子6ヶ月のスケジュール
まず、第一子の6ヶ月のスケジュールを紹介します。
お昼寝は午前、午後ともに1時間ずつです。長く寝かさないよう、心がけていました。
また、食事とお風呂の時間も固定し、生活リズムを整えるようにすることで夜も長時間寝てくれたことを覚えています。
第一子14ヶ月のスケジュール
続いて第一子の14ヶ月のスケジュールです。
1歳前後でお昼寝の回数を1回に変えました。
午前中に長くお出かけできるようになったので、この時期から外での時間を増やしています。
午後の昼寝も2時間寝てもらうために、寝室で暗くして寝てもらいました。しかし、夜の睡眠に影響が出るので、遅くも16時には起こしています。
このようなスケジュールで夜は19:00には寝室に向かい、朝まで寝てくれるようになったのです。
第二子6ヶ月のスケジュール
第二子の場合も紹介します。以下のスケジュールは第二子6ヶ月の1日です。
上の子が保育園に入ったので、送り迎えも考慮して寝る時間を調整しました。
午前中のお昼寝は上の子の保育園の送りに合わせて、車で寝てもらいました。そのためにも、朝5:30に起こしています。
その後、午後のお昼寝を1~2時間程度です。午後も15:00には起こして、上の子の保育園のお迎えに向かいました。
2人目は上の子の保育園も考えてスケジュールしないといけないので、多少寝る時間が変わります。
それでも、夜に長時間寝てくれるので、睡眠時間は1日12時間ほど確保できました。
ジーナ式を続けるコツ
最後にジーナ式ネントレを続けるコツを紹介します。
私が大切にしていたのは、以下の3つです。
- ジーナ式のメリットを考える
- 旅行や行事もジーナ式に合わせる
- スケジュールが守れない日が出ても、気にしない
何事にも言えますが、【やらないメリット】<【やるメリット】という気持ちを持つことで続けることができると思います。
とは言え、リフレッシュすることも大切です。私は成長に合わせたイベントや旅行も定期的に入れてきました。
日常で生活リズムが整ってくれば、1日くらいスケジュールを守れない日があっても影響は少ないです。
そこでやめるのではなく、気にせず続けることが大切だと思いますよ。
ジーナ式のネントレで睡眠時間を確保しよう
当記事では私が実践したジーナ式ネントレについて紹介しました。
世界的にも評価されている方法ですし、実際に体験する中で非常に有効であると感じています。
食事やお風呂、睡眠の時間を固定にすることで生活リズムを整えて、夜も長時間寝てもらっています。
早寝早起きのリズムで生活するといっても、第一子・第二子、親の仕事内容などで合わない部分もあるかもしれません。
全てを取り入れるのは難しいと思いますので、部分的でも今回紹介した私のジーナ式スケジュールが参考になれば、幸いです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
そんな皆さんに感謝します。
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