家事とは読んで字のごとく、「家の事」つまり家庭生活を行う上で、 欠かすことのできない仕事です。
やり始めれば、掃除や洗濯、料理だけでなく、寝具の洗濯・乾燥やゴミ出しなど、キリが無くなってきます。
私もカジメンとして家庭を支える中で疲れた~、辛いな~、代わりに嫁さんにやってもらいたいなぁ~と感じることも多々あります。
そんな家事に対する考え方を少し変えるだけで気持ちが楽になります。
今回は婦人之友社発行の「かぞくのじかん」から、家事に取り組む上で参考になる考え方、生活の知恵を5つ紹介したいと思います。
- "好きじゃない"ことも「時間」がわかったら、なんとかなる
- 心を元気にするための時間に、予算をとる
- やっぱり必要、鍋がひとつ入るスペース
- 辛いときは手を動かして心を空っぽにしてみる
- 夫婦でも、理解できないことはある。それぞれの立場で、できることをするしかない。
- まとめ
これからは男性も育児だけでなく、家事参加が求められる世の中になっていきます。
そのために自分の時間を割く必要はありますが、今回紹介する考え方を持つだけで、取り組みやすくなってくると思います。
もちろん、今回の知恵はパパだけでなく、ママとして活躍中の皆さんも参考にしていただけると幸いです。
育児の考え方はこちらをご覧ください。
"好きじゃない"ことも「時間」がわかったら、なんとかなる
嫌なことに取り組んでいると気持ちも落ち込むことがあります。
しかし、そんな状態でもやらないといけない家事は毎日発生していくので、主婦の皆さんは苦労が絶えないと思います。
育児や仕事でどうしても気がのらない時には、それにかかる時間を考えると何とか乗り切れるものです。
具体例を出して説明してみますね。
午前中から子供と出かけてきて疲れているのに、帰ってきたら、洗濯物を取り込まなくちゃいけない…子供がせっかく寝ているのに、服をたたんで、タンスにしまってとなると自分の時間が無くなってしまう…
そんな時には①洗濯物と取り込む、②たたんでタンスにしまう、それぞれの時間を出してみて、その時間だけ頑張ればいいんだと自分に言い聞かせてみましょう。
この場合では①取り込むのは5分程度、②は10分くらいでしょうか。
とすると、この15分間だけ家事に取り組めば、あとは自分の時間が待っている!という考え方を持つことで何とかなるということです。
私はこの考え方は自分に合っていると思って家事に取り組む際に意識しています。
この時間だけ頑張ればいい、という目安ができることで気の進まないことでも取り組みやすくなります。
ちょっとしたことですが、嫌なことも、こうやってハードルを下げて取り組むことでストレスを溜めずに日々前進していきたいですね。
心を元気にするための時間に、予算をとる
家に住んでいる限り、家事に終わりはありません。
やることがたくさんあるため、頑張りすぎて疲れてしまっては明日、また家事に取り組む元気がなくなってしまいます。
そうなってしまう前に心を元気にするための時間を確保するよう、スケジュールすることが必要です。
リラックスしてストレスを緩和する方法は人によって異なりますが、その自分だけの時間を確保することは重要です。
ところが、育児に邁進していると時間に追われるばかりで、それも難しいかもしれません。
私はジーナ式スケジュールで早寝早起きし、朝に自分だけの時間を作っています。
「時間がない」ではなく、時間は作るものです。
事前からリラックスタイムやストレスを和らげる自分だけの時間を予算として確保しておくことで、1日を効率よく利用し、忙しい毎日を乗り切る元気を蓄えましょう。
やっぱり必要、鍋がひとつ入るスペース
料理をしていると、鍋ごと冷蔵庫に保管しておきたくなることが出てきます。特に作り置き料理をしているとそのように感じることがありますが、皆さんはどうでしょうか?
そんな時に冷蔵庫をいっぱいに食材を詰め込んでおくと、保管できずに困ってしまいますよね。
冷蔵庫に限らず、物置や食器棚、押し入れなど、収納できるスペースに物を詰め込みすぎると、いざという時に物が溢れてしまいます。
最小限の持ち物で生活するミニマリストが注目されていますが、そこまで簡略化しなくても不要なものは意外にたくさんあります。
1年間着なかった服や昔もらった記念バッチ、学生時代の思い出など、思い切って捨ててしまう勇気も時には大切です。
不要なものを整理して鍋一つが収まるだけの小さなスペース(余裕)を作ることで、生活にゆとりを持つことができます。
辛いときは手を動かして心を空っぽにしてみる
子供に怒ってしまった…
夫婦や両親と言い争いをした…
将来の年金はどうなるのかしら?
育児や家事に限らず、お金や健康面などの不安は一人で抱え込んでいるときは過大に捉えがちです。
そういった時は何もしない時間よりも、頭の中で悩むより、手を動かして心を空っぽにしてしまうというのも一つの不安解消法だと思います。
人間は一つのことに没頭すると周りのことを忘れてしまいます。辛さを忘れるためにはどんなことでもいいので、行動することが必要になってきます。
実際に何か行動している時は、時間の流れは速く感じるものです。
辛い、逃げ出したいと思ったときほど、手を動かして心を空っぽにすることを意識してみてはいかがでしょうか?
夫婦でも、理解できないことはある。それぞれの立場で、できることをするしかない。
互いに愛し合い、尊敬しあっている夫婦であっても、実際には血のつながりが無い他人です(他愛もないことを言って申し訳ありません)。
お互いの価値観が一致しないことも多々ありますし、夫婦それぞれに向き不向きがあると思います。
育児に関しては私よりも嫁さんの方がずっと適任だと思っていますので、その分、私は家事に取り組んでいます。
夫婦のうち、片方だけが上手にできることがあるなら、もう片方は無理にそれを頑張る必要はないのかなぁ~と割り切ることも、日々の生活では必要になります。
もちろん、育児を全て嫁さんに押し付けるわけではなく、時間があるときは子供と一緒に遊びます。
しかし、お風呂にパパと一緒に入りたくない、ママとトイレに行きたいと言っている子供に父親が介入する必要はないので、その際は嫁さんに任せています。
夫婦のどちらかがやらなきゃいけないという決まりはないんですよね。
その時々で夫婦それぞれが今できることに取り組み、育児や家事をこなしていくことが最適だと思っています。
私の嫁さんが定期購読している「かぞくのじかん」。
今回はそのVol.50を記念して、50の生活に活かせる知恵が紹介されているので、その中から少し、紹介しました。
まとめ
・気がのらないことでも取り組む時間を算出し、その時間だけは頑張ってみる
・自分の心を元気にする時間を作り出す
・何でも詰め過ぎず、小さくても余裕を持って生活する
・辛いときは手を動かし、没頭してみる
・夫婦それぞれの立場でできることをやればいい
紹介した内容はちょっとしたことです。
しかし、ママさんだけでなく、パパの皆さんも参考になる考え方なので、生活に取り入れてみてはいかがですか?
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
そんな皆さんに感謝いたします。
▼▼関連記事▼▼