子育て費用の節約術10選【使える物は使い倒そう!】
子育て中は何かとお金がかかります。
食費や洋服、習い事など、キリがありませんよね。
しかし、「子供のためなら…」と出費してしまい、家計を圧迫していませんか?
当記事では子供にかかる費用を抑える節約術を10つ紹介していきます。
- お子さんをお持ちのパパ・ママ
- これから子供を育てるプレパパ・プレママ
- 子供のためにと思ってお金を使っているパパ・ママ
- 毎月の家計を管理しているパパ・ママ
我が家は男の子二人を育ててますが、子育て費用は二人合わせて年間90万円程度なので、全国平均の半分以下です。
今回はそんな我が家の子育て費用の節約術を紹介していきます。
必要な子育て費用は?
子育て費用と言っても非常に幅広いですよね。
以下に一部を挙げてみます。
- 衣類
- 食費
- 習い事
- 生活用品
- 行事関係費
この他にも、出産や幼稚園/保育園/小学校などの準備などもありますよね。
子育て費用とは、これらの子どもを育てるために必要な費用の総額を指します。
年齢別でみる子育て費用
子育て費用といっても、子供の成長ステージで必要な金額は変わってきます。
以下に年間で子供一人あたりに必要な子育て費用を載せておきますね。
未就園児¥843,225
幼児 ¥1,216,547
小学生 ¥1,153,541
中学生 ¥1,555,567
引用:内閣府
平成21年度の古い調査結果なので、あくまでイメージとしてとらえてもらいたいと思います。
しかしながら、こういった変化を見ると、子供が中学生になると子育て費用が増加することが見て取れますよね。
お金の貯め時は?
この調査結果から、子供が小学生までの間にお金をためておく必要があることが分かります。
これは中学生になると、高校受験に向けて塾や通信教育の資金が必要になるからです。
つまり、お子さんが小さいときに節約してお金をためておかないと、その後の子育て費用を払えないことになります。
そのためには収入を増やすことも必要ですが、子育てにかかわる支出を減らす努力も必要になるということです。
また、中学受験させる場合は小学生の貯め時は短くなるということを覚えておきましょう。
衣類の費用の節約術
では、ここから具体的な節約術について触れていきます。
まずは子供の衣類にかかわる節約術を3つ紹介します。
子供は布おむつを利用する
我が家の次男(2018年生まれ)は新生児から夜の就寝時以外は布おむつを使っています。
これだけで、年間3万円以上も節約できます。
夜の寝る前だけ紙おむつですが、ごみの量も減りますし、節約も可能になります。
一方、う〇この手洗いが発生する、洗濯物が増えるなどのデメリットも覚えておきましょう。
紙おむつと布おむつを比較した記事はこちらです。
子供の服はフリマアプリで購入
子供は元気に飛び跳ねるため、服はすぐに穴が開いてしまいます。
しかも、そんな子供に高価な洋服を着せても、そのありがたみは伝わりませんよね。男の子なら尚更です。
そのため、子供の頃の服はフリーマーケットやフリマアプリで購入することで節約できます。
また、リユース品を無料で配布している自治体もあるので、調べておきましょう。
我が子の服もほとんどメルカリ購入品とリユース品です。
無料配布会で手に入れた衣服を転売するのはやめましょう。
モラルの問題ですが、こういった行為はリユース品を提供した方のご厚意を踏みにじるものです。絶対にNGです。
ズボンも安く購入
トップスは古着でも利用できますが、ボトムスは難しいでしょう。子供は元気に飛び跳ねるため、ひざはすぐに穴が開いてしまいますからね。
そんなズボンは西松屋(コード番号:7545)で購入しています。もっと言うと、株主優待の買い物カードを利用しています。
これにより、 その時の出費は抑えられますよ。
養育費の節約
続いて、養育費の節約について紹介していきます。
「子供のために」と思って、費用を掛けがちですが、この点も節約できる部分がありますよ。
習い事の必要性を考える
習い事を行っている場合、「本当に子供のためになっているのか?」と考えてみましょう。
ダラダラと続けているのであれば、思い切ってやめた方が無駄な支出を抑えられますよ。
それでも、何かやらせてみたい場合は無料体験などを活用して子供が楽しかったかどうかを聞いてみてください。
通信教育の場合はメルカリなどで中古の教材を安く入手し、自分の子供への適性を確認しましょう。
「親がやらせたいこと」と「子供がやりたいこと」が同じとは限りません。
お子さんへの適不適を考慮したうえで習い事は選びましょう。
図書館を使い倒す
子供には本を好きになってもらいたいですよね。3歳までに1万冊読むことが推奨されていますが、いつも本を買ってばかりでは資産は増えません。
そこで、図書館を使い倒しましょう。私も2週間に一度、息子たちと向かい、限度となる10冊を借りています。
と、ここまでは多くの方が実践していることかもしれません。
私はさらに、新しく図書館に置いていない本はリクエストして取り寄せています。申請方法や審査の基準は自治体によって異なると思いますが、以下に示すような条件であれば、承認してもらえると思いますよ。
- 延滞資料がない方
- その自治体に在住している方
- 問題集・受験参考書・ゲーム攻略本以外の本
1冊¥1,500としても20冊借りていれば、それだけで3万円の節約になります。
一度に多くのリクエストを出すのはNGですが、最新刊も手に入りますので、おすすめですよ。
家庭菜園で野菜を作る
一戸建ての我が家では庭に家庭菜園のスペースを設け、野菜を栽培しています。
子供の食育が注目されていますが、実際に自分で野菜を作ることによってこんな学びがあります。
- 野菜が育つ様子
- 植物も生き物であること
- 食事は命をいただいていること
家庭菜園から得られる気付きは習い事での知識をはるかに上回ると思いますよ。
お子さんのいるご家庭では玉ねぎやミニトマト、きゅうりなどは失敗も少なく、おススメです。
アパート・マンション住まいでもこちらの記事にある方法で、手軽に家庭菜園を始められますよ。
日常生活での節約
3つ目として、生活用品の節約についても紹介します。
我慢し過ぎても疲れるので、上手に節約しつつ、子育てライフを楽しみたいですよね。
そのための無理し過ぎない節約術を4つ紹介します。
おもちゃを買い与え過ぎない
デパートなどのショッピング施設に出かけると、子供に「あとでおもちゃを買ってあげるから、大人しくしていてね」と言い聞かせる大人を見かけます。
実はこの言葉がけは子供の成長に悪影響を及ぼすようです。
子供からみると「暴れれば、買ってもらえる」と思うでしょう。おもちゃが欲しいという欲求が通るので、次第に我慢できない子になるかもしれません。
そういったことにならないよう、私は以下の5つを心がけています。
- 親自身が自分の物を買い過ぎない
- 事前におもちゃを買わないことを伝える
- 「買って」という気持ちを受け止める
- 買えない理由を説明する
- 泣いても根負けしない
おもちゃを買い与え過ぎないことで子供の我慢力を育てつつ、余分な出費を抑えていきましょう。
イベントは100均グッズ
子育て中は区切り区切りでイベントが発生します。
年間を通してもザッと挙げただけでも、以下のイベントがありますよね。
- 誕生日会
- 桃、端午の節句
- 運動会
- ハロウィン
- クリスマス
- 年末年始
これらのイベントに利用するグッズも100均で購入しましょう。
たとえ10個買っても1,000円なので、家計に影響しない範囲です。
さらにキャンドゥ(コード番号:2698)では株を持っていれば、株主優待で購入できますよ。日常にメリハリをつけるためにもイベントで節約しつつ、楽しみましょう。
100均で買ったマスキングテープを活用した遊びはこちらを参照ください。
子育て支援をフル活用
18歳未満の子供を持つ家庭では自治体から子育て支援パスポートが交付されます。
協賛企業や店舗で提示することで各種割引・優待サービスを受けられますので、これも逃さずに活用していきましょう。
協賛企業は都道府県ごとに異なりますので、こちらを参考にしてください。
この他にも「幼児は無料」となる施設・飲食店があります。
そういった施設は使い倒したいですね。
お出かけは無料の場所
休日となると、子供と一緒にお出かけしたくなりますよね。
その際、デパートなどの施設ではついつい買い物してしまうことがあります。
そのため、基本的にはお金を使わなくても遊べる場所に出かけましょう。
具体例を挙げてみます。
- 公園
- 近所の散歩
- 子育て支援センター
我が家はゴミ処理施設の近くに住んでいるため、その施設に併設の大浴場がタダで利用できます。
こういった自治体で提供しているサービスも使って節約していきましょう。
静岡、山梨近辺は下のブログでおススメの場所が紹介されています。自然に触れたり、最新の科学に触れる機会を設けていきたいですね。
使える物は使い倒そう
当記事では我が家が実践している子育て費用の節約術をお伝えしました。
- 子供が小学生までの間に貯蓄しよう
- 衣類は古着を使い倒す
- 図書館や家庭菜園を利用する
- 自治体のサポートをフル活用する
我が家の場合、年長と未就園児の男の子がいます。全国平均では1年間に200万円の子育て費用が必要となりますが、我が家は80~90万程度です。
子供は古着でも、図書館の本でも、100均のイベントグッズでも十分に楽しく過ごしています。
親として買い与えたいという気持ちもわかりますが、何でも買い与えるのではなく、安物や自治体のサポートなど使える物は使い倒すことで上手に節約していきたいですね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
そんな皆さんに感謝いたします。
▼▼関連記事▼▼