無理なく続けられる節約術【我慢だけでない方法も紹介】
日々の生活の中で多くの方が節約に取り組んでいると思います。
今では様々な節約法がネット上にもあふれていますが、ツライだけの方法も多くみられます。我慢ばかりでは、続けられませんよね。
当記事では心豊かに無理なく続けられる節約術について、節約の準備や実際の節約術の他に我慢しない部分についても紹介していきます。
- 節約が長続きしない方
- お金が貯まらないと悩んでいる方
- 毎月の家計を管理しているパパ・ママ
私は暴れん坊の男の子2児を育てています。そんな4人家族において年間250万円で過ごしている我が家の節約術を紹介していきます。
節約する前の準備
節約術を紹介する前に3点、知っておいてもらいたいことがあります。
初めにその部分をお伝えしますね。
お金を好きになる
まずは「お金が好きだ」というマインドを持つようにしましょう。
人は好きな物ほど、大切に扱います。皆さんもご自身のお子さんや趣味の物、好きな物は大切に扱っているのではないでしょうか?
日本では「お金は汚い物」という考えがありますが、そんなことはありません。人生を豊かにするためにはお金が必要です。
好きであることを大っぴらに公言するのはおススメしませんが、節約のためにはお金を好きになることから始めましょう。
ベストセラーになった以下の本にもお金を好きになることで幸せを得られることが書かれていますよ。
社会のルールを知る
それぞれのライフステージに合わせることになりますが、お金に関する社会のルールを知っておきましょう。
以下にいくつか挙げてみます。
- 仕事:3~5月は残業は減らして支払う社会保険料を減らす
- 育休:取得期間に月末を含めて、保険料を免除する
- 住宅:繰り上げ返済は1月に行う
特に住宅は大きな買い物なので、注意してくださいね。
住宅ローンの返済についてはこちらを参照ください。
これらの知識を知っただけでは節約効果は小さいかもしれません。しかし、社会システムを知ることで、お金について興味を持つことができます。
お金を好きになり、興味を持つことで節約に向かうマインドを整えていきましょう。
節約の目標を持つ
お金を好きになったら、節約の目標を立てましょう。
漠然と節約していても、続けられないと思います。ゴールが無いマラソンはただツラいだけです。
そんなことにならないよう、ゴールを決めてから、節約に取り掛かりましょう。
例を挙げてみますね。
- 海外旅行に行きたいから年末までに30万円貯めよう
- 住宅購入の頭金のために300万円貯めておこう
- 子供の大学入学までに600万円貯めよう
もちろん、途中でゴールが変わっても良いですよ。都度、修正しながら進めばいいのです。
細かい内容は下の記事を参照くださいね。
1.お金に興味を持とう
2.節約の目標を持とう
出費の削減
では、続いて具体的な出費の削減をテーマに6つの取り組みを紹介していきます。
いずれもすぐに取り組める節約術ですので、参考になれば幸いです。
コンビニでの買い物を控える
まず、多くの方にお伝えしたいのはコンビニは定価で売られているという点です。
コンビニでは時々、おにぎり100円とキャンペーンを開催しています。安いと感じるかもしれませんが、スーパーマーケットでは80円程度で購入できますよね。
その他の商品もスーパーなどに比べて高くなっています。
そのため、どうしても寄らないといけない場合以外は利用を控えると、節約につながりますよ。
小さめのマイバックを持つ
レジ袋が有料化してからマイバックを持って買い物する方も増えてきました。
そのマイバックを少し小さいものに変えることも節約するためには有効だと思います。
そうすると、マイバックに入る量しか買えないので、自然と余分な買い物も減りますよ。もちろん限度がありますが、いつも多めに購入してしまう方には試してもらいたいですね。
水筒を持ち歩く
ペットボトルや缶の購入を控えるだけでも節約できます。
自動販売機などで「100円くらいなら…」と思っても、毎日購入していれば、年間での出費は3万円を超えてきます。家族分となれば、さらに大きな出費ですよね。
それを防ぐためにも水筒・マイボトルを持ち歩くことをおススメします。
ゴミが出ないというメリットもあるので、是非とも試してもらいたい節約法です。
安売り時の購入は基準を設ける
全国でPayPayのキャンペーンが開かれていますが、こんなイベントも活用しつつも衝動買いは避けたいですね。
こういったキャンペーンで何を買うか、は人それぞれだと思いますが、基準を持っておくことをおススメします。
例えば、我が家の場合は以下の3点です。
- 生活で必須となるもの
- 消費して消えるもの
- 保存が利くもの
具体的には豆乳や米、乾物、電池は購入してストックしておきます。
特に消えるものというところが重要です。
形として残るもの(洋服、食器)では、保管場所を圧迫し続けることになりますからね。後ほど説明する断捨離を考えると、消えるものを買い込んでおきたいですね。
お菓子は手作り
一年通して様々なイベントがありますが、お菓子は自分で手作りしています。これも節約になります。
子供と一緒に楽しく作れるというのもメリットですよね。
こちらはバレンタインにもらった手作りティラミスです。
一方、ホワイトデーのお返しとしてキリン柄のクッキーを作りました。
受け取る側も手作りのほうがうれしいですよね。
深夜電力をフル活用
暖房や料理、食洗機などの利用は深夜帯の時間内に済ますようにしています。
作り置き料理も朝のうちに作ってしまうのは、こういった理由があるからです。
作り置きのメリットはこちらです。
この時間帯は電力会社とのプランで変えられると思います。
我が家は朝9:00までを深夜電力とするプランなので、それまでに掃除や洗濯、食洗機が終わるように過ごしています。食洗機に関しては以下の記事を参照ください。
1.浪費を設定し、衝動買いを防ぐ
2.旅行や外食で気分転換しよう
断捨離する
続いて、こちらも大切な考え方です。物を持たないことで物欲も減り、結果的に節約できるようになります。
有ったらいいな、という製品はドンドン捨てていきましょう。持たないことで保管場所だけでなく、心も整理できますよ。
断捨離のやり方はこちらの記事にまとめてあります。
ここではすぐに捨てられる持ち物や断捨離の方法を紹介します。
使わない家電・家具
今では便利な家電やおしゃれな家具が数多く、売られていますよね。でも、多くの場合、それは無くても生活することができます。
例えば、私も結婚当初に購入したコーヒーメーカー、ホットプレートを売却してしまいましたが、苦ではありません。
ソファーも息子たちに破壊されて処分しましたが、その後リビングが広く使えるようになり、気持ちもスッキリしました。
無くても過ごせる物は持たないようにすると、結果的に購入を抑えることに繋がります。一年間で利用していない物などは思い切って捨ててしまいましょう。
服を減らす
こちらも捨てようと思えば、すぐに取り掛かれますよ。私は1年間、着なかった服はドンドン捨てています。
着る服も年齢と共に変化していきますが、そのつど購入していたら、お金がいくら有っても足りません。
また、インナーや靴下、下着などはネットで同じ柄の物をまとめて購入しています。
着る服を選ぶ手間も省きつつ、節約できるので、一石二鳥ですね。
冷蔵庫を空にする
毎週、日曜日は冷蔵庫を空っぽにしています。これにより、買いすぎの無駄を無くしているのです。
冷蔵庫に入れる食料品は時間と共に傷みます。使い切る分しか買わないようにするため、腐らせてしまうことも減りますよ。
こういった一般家庭の食品廃棄は世界でもトップクラスなんですよね(参照:日本は食品の廃棄大国!?)。
また、冷蔵庫もあまり多くのものを入れると、冷却効率が落ちるので、普段から少なめにすると節電にもつながりますよ。
1.断捨離で物欲を減らそう
2.使わないものは無くても大丈夫
3.冷蔵庫を空にして、廃棄を減らす
浪費を設定する
ここまで節約術を紹介してきました。
しかし、ただ、我慢するだけの生活はツラいだけですよね。
そのため、私は消費と区別して、「浪費」も生活の中に組み込んでいます。
最後に、その点も触れておきますね。
月5000円を使い切る
人間、所有欲というものを持っています。
これを満たすには買い物が手っ取り早いで方法です。
しかし、普段から我慢していると、衝動買いにつながるので、あらかじめ月初に5000円札を財布に入れておき、1ヶ月で使い切るようにします。
月々5000円であれば、大した出費では無いものの、自分の欲は満たせますよ。
家族旅行を設定する
こちらも年1回は計画しています。
ありふれた日常を過ごす中では高揚感はなかなか得られません。日常から離れないと、充実した生活を送れませんし、ストレスによる衝動買いにつながってしまいます。
そのため、年に1回は家族で泊りがけの旅行を計画し、リフレッシュするよう心がけています。
我が家は子供も小さいですが、様々な体験をさせてあげるためにも、有効だと思っています。
外食で気分転換する
家計を切り詰めて、買い物するのも大変ですよね。毎日、節約のために自炊していても、疲れてしまいます。
そんな時は外食する機会を設けても良いと思います。
頻繁に利用することはNGですが、月1回程度なら、贅沢した方が衝動買いするより、安く抑えられますよ。
外食についてはこちらの食費の節約記事でも紹介しています。
1.浪費を設定し、衝動買いを防ぐ
2.旅行や外食で気分転換しよう
上手に節約していこう
当記事では我が家が実践している節約術をお伝えしました。
- お金に興味を持つ
- 余分な買い物を減らす
- 断捨離で物欲を減らす
- 浪費を予め、設定する
最後に我が家の支出をザックリとしていますが、計算してみます。
年間日用品120万
住宅ローン100万
自分の小遣い6万
光熱費・通信費20万
旅行4万
→計250万円
実際にはもう少し、少ないのですが、この程度に収まっています。
年間日用品は嫁さんに毎月渡している10万円で食料品や子供用品を購入してもらっています。自分の小遣いはほとんど、本の購入で消えています。
この金額は各ご家庭で変わると思いますが、無理なく続けるためには消費を削減するだけでなく、浪費と区別することが大切です。
我慢ばかりせずに節約に取り組んでいきましょう。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
そんな皆さんに感謝いたします。
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