初心者でも簡単にできる家庭菜園 容器や肥料は家にある○○で代用
4月後半になると暖かくなってくることから、外で過ごす時間を増やしたくなりますよね。
しかし、外出できずにストレスを感じる方もいらっしゃると思います。
そんな時には家庭菜園を楽しいでいかがでしょうか?
容器や肥料は家にあるもので十分代用できますので、 その方法やおススメの野菜を紹介します。
実はマンションやアパート暮らしでも家にあるもので簡単に家庭菜園を楽しむことができます。
こんな方に向けた記事になっています。
- 家庭菜園に興味がある方
- 外出できずにストレスが溜まっている方
- お子さんと野菜を育てたいと考えている方
- マンション暮らしなので、家庭菜園を諦めている方
家庭菜園を行うメリット
汚れる、面倒、手間がかかるなどのイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、家庭菜園ではいくつものメリットが得られます。
メリット①ストレスの緩和
植物は人間のストレスの緩和に役に立つことが知られています。
人間はもともと大自然の中で生活していたため、自然に触れていたいという欲求を持っているようです。
そのため、植物を見ていると、リラックスできるのです。
森林浴もその一環ですね。
そこまでいかなくても、家庭菜園で植物を眺めることでも、十分にストレスは緩和できます。
メリット②子供の食育
お子さんがいるご家庭では野菜嫌いに悩む方もいらっしゃると思います。
そんな時こそ、家庭菜園で野菜を育ててみてはいかがでしょうか?
- 自分で土を作り、種をまく
- 芽が出てきたら、毎日のように水をあげる
という苦労を経験することで育てた野菜に興味を持つかもしれません。
また、自分で育てたという達成感は自己肯定感を育む上でも大切な要素です。
日に日に大きくなる野菜を見る経験は家庭菜園でしか得られません。
こういった毎日の小さい世話が実を結ぶことを実感すれば、勉強にも取り組み方が変わるでしょう。
メリット③食費の節約
これは微々たる金額かもしれませんが、育った野菜を使うことで食費を節約できます。
買い物に行けない時は家庭菜園で野菜を採れるということもありがたいことですね。
特に薬味(バジル、青じそ)などは買うほどではないけど、少し欲しい食材は適しています。
初心者でも取り組める家庭菜園
家庭菜園というと、庭付きの一戸建ての人が取り組んでいる姿を思い浮かべる方もいるかもしれません。
もしくはプランターを買って、自宅のベランダで行う物というイメージを持つ方もいるでしょう。
しかし、初心者でも自宅にあるものを流用することで始めることができるのです。
用意するもの
必要になるものを以下にまとめます。
- 培養土(買う)
- 野菜の種(買う)
- 牛乳パック
- 石灰
- 水
土と種さえあれば、あとは容器を牛乳パック、肥料を石灰でまかなえます。
石灰はお菓子や海苔などの乾燥剤で十分です。
※)石灰乾燥剤と記載がある物を使いましょう。
容器の作り方
牛乳パックは1リットルの物であれば、指定はありません。
作り方は以下の通り。
- 中身をしっかり洗い、乾かします。
- 注ぎ口をホッチキスで止めます。
- 角から1cm内側を切り取ります。
- 側面に2cm間隔で排水用の穴をあけます。
←こんな感じです。
以下のサイトにも詳細な作り方が載っています。
プランターは場所を取りますが、この大きさであれば、室内でも栽培が可能なので、アパートやマンション暮らしの方も始めやすいですよね。
もし、失敗しても牛乳パックなら、捨てやすいです。
また、牛乳パックでの容器作りはお子さんと一緒に取り組めるということもメリット。
側面を色づけするなど、自分流にアレンジすることで楽しめると思います。
土と肥料
土は培養土がおススメです。
培養土(ばいようど)とはベースとなる土に肥料が配合された土のことです。
初心者でも、そのまま使えます。
この土を牛乳パックに敷き詰めれば、立派なプランターが完成です。
また、追肥などの場合は、肥料は乾燥材の石灰を使っています。
海苔やお菓子に入っている物で十分です。
私はこのようにまとめて取ってあります。
ゴミを減らせるため、一石二鳥ですね。
私はプランターではありませんが、このように肥料として撒くことで十分に野菜も育ってくれます。
おすすめの野菜
簡易的なプランターができましたが、次は何を植えればよいでしょう?
プランター自体は小さいので、薬味に利用できる簡単な食材をおススメします。
おすすめ野菜①青しそ
生命力が強い青しそは初心者でも簡単に育てられます。
種まき :4~5月
置き場所:日当たりの良い場所
間引きと毎日の水やりは必要ですが、育ってくると薬味として1~2枚ずつ使うことで食事を楽しむことができます。
ちょっと使いたいときに手に入るので、家庭菜園に適した野菜だと思います。
おすすめ野菜②ラディッシュ
和名は「二十日大根」。
こちらも家庭菜園では定番の野菜ですね。
種まき :4~5月、9~10月
置き場所:日当たりが良く、風通しの良い場所
生育しやすい温度は20℃前後なので、温度に気を配れば、1年中楽しめます。
1カ月程度で収穫できるため、成長を楽しめるというのもメリットです。
紫色なので、サラダの彩りにも重宝する野菜です。
おすすめ野菜③ルッコラ
洋食レストランで登場するハーブ系の野菜です。
種まき :4~6月、9~10月
置き場所:日当たりが良く、水はけのよい土壌
こちらも間引きは必要ですが、生育も早く、初心者向けの野菜です。
味としては僅かに辛みがありますが、サラダには打ってつけです。
終わりに
今回紹介した方法で家庭菜園は初心者でも場所を選ばず、簡単に始められます。
さらに容器を牛乳パック、肥料を乾燥材で代用することでコストを抑えられます。
特にお子さんのいるご家庭は牛乳パックの容器作りは一緒に楽しめます。
4月~5月は土づくり、種植えの季節です。
お出かけするゴールデンウイークも良いですが、自宅で野菜を育てるのも、楽しいものです。
アパートやマンションの方でも気軽に始められますので、参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
そんな皆さんに感謝いたします。