早起きパパのカジメン生活

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料理の盛り付けをよくするコツ 初心者パパでも簡単な「青黄赤白黒」

料理未経験の男性でも、お子さんの誕生を機に食事の支度を手伝うことが増えるかもしれません。

特に今後は共働き世帯が増える中で、男性の家事参加も必要になってくるでしょう。

しかし、せっかく作っても見栄えが悪いと、子供や嫁さんからの評価を下げてしまう可能性があります。

今回は手間をかけずに、料理の見栄えをよくするテクニック:青黄赤白黒(しょうおうしゃくびゃっこく)をお伝えします。

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ちょっとしたことですが、知っていると食欲を掻き立てる食事になります。

この記事はこんな方向けに書きました。

  • ママに惚れ直してもらいたいと思っているパパ
  • 何だか、いつもの料理がパッとしないとお悩みの方
  • 子供に料理を残さず食べてもらいたいと思っているママ

 

料理の彩は大切!!

食欲を掻き立てる要素は視覚、嗅覚から得られた情報が主になります。

特に、視覚は人間の知覚の中でも最も多くの情報を取り入れており、その割合は80%以上と言われています。

そのため、料理も盛り付け方法や見た目が食べたいという欲求を左右するために重要な要素であることは皆さんもご存じだと思います。

とはいえ、レシピ本のように彩り豊かに盛り付けることは非常に難しいですし、毎日の食事にそこまで労力はかけられないですよね。

その結果、茶色で地味な料理になり、パッとしない、子供も食べてくれないという悪循環に陥ってしまいます。

そこで知っておきたいのが、青黄赤白黒という考え方です。

盛り付けのコツ 青黄赤白黒とは?

この言葉は元々、仏教において如来(お釈迦さま)の精神を5つの色で表すというものです。

この5色が基本ですが、青の代用として緑、黒の代用として紫が使われることもあります。

 

和食においてこの青黄赤白黒が入った料理は、見栄えが良くなるということが言われています。

この5色の食材の例は以下の通り。

(緑):落ち着きや安心感

  小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、ピーマン、パセリ

 :食欲増進

  トマト、にんじん、赤(黄)ピーマン、鮭、卵、かぼちゃ

白   :清潔感

  お米、豆腐、じゃがいも、玉ネギ、大根、しらたき

黒() :引き締め、存在感

  こんにゃく、わかめ、昆布、黒ゴマ、しめじ、のり、サツマイモ

5色をすべて使わないとしても意識するだけで、食欲を掻き立てるような鮮やかな盛り付けができます。

 

さらに、見た目だけでなく、5色をバランスよく取り入れた食事は栄養が偏ることが少なくなります。

上記の例を参考に小松菜(緑)、鮭(赤)、かぼちゃ(黄)、お米(白)、こんにゃく(黒)を利用すると、栄養面でもバランスが取れますよね。

 

青黄赤白黒の実践例

青黄赤白黒を意識することが重要なのは、理解いただけたと思います。

では、どのように料理すればよいか、サラダを例に紹介していきます。

キャベツの千切り(

千切りにしてお皿に盛るだけ。

ちなみに私はキャベツの千切りは太くても構わないと思っています。

子供によく噛んでもらうため、細くする手間を省くといった点でそのようにしています。

これだけではあまり色味もなく、食欲をそそるような見た目にはなっていませんね。

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トマトでを加える

そこで、キャベツの黄の対照となるトマトを加えます。

赤が入ることでコントラストが生まれ、目を引くようになりますよね。

これだけでも十分ですが、もう一つ食材を加えます。

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水菜でを加える

赤の対称となる緑も水菜によって加えます。

ここまでくると、食材は3品だけですが、色鮮やかになりました。

見た目も豪華に見えませんか?

今回は水菜にしましたが、キュウリの輪切りなどでも十分です。

色味の異なる食材を使えば、それだけで見た目は変わりますよね。

ここまで3色を加えています。

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仕上げのドレッシング

白いクリーミードレッシングを使いました。

今回のドレッシングは冷蔵庫にしまってあった物を使ったので、何でも構わないと思います。

これで出来上がり…とするのもいいですが、白が入ったので、コントラストを出すためにもう一工夫してみましょう。

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このように粗びきコショウを少々かけてみます。

すると、白黒のコントラストが出てきて、さらに色鮮やかに仕上がります。

黒が入ると、料理全体が引き締まります

おせち料理の黒豆、ちらし寿司にかける海苔が代表的ですが、粗びきコショウでも十分色味を追加できます。

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ここまでくると、1つのサラダの中に青黄赤白黒の全てが入ることになります。

 青:水菜

 黄:キャベツ

 赤:トマト

 白:ドレッシング

 黒:粗びきコショウ

食材を気にするだけでもここまで盛り付けは鮮やかになります。

お皿も1色に入る

いつも、こんなに気にしてられないという方も多いでしょう。

今回の例は白をドレッシングで加えましたが、「毎回、白いドレッシングは難しいよ」、という方にはお皿の色を含めて考えてみることをおススメします。

我が家は白い器なので、ドレッシングにかかわらず、元々、白は入ります。

もしくは子供がいるから、粗びきコショウは控えたいという方には落ち着いた黒いお皿や木目の食器(茶)を使ってもいいかもしれません。

それだけでも、料理の雰囲気がガラッと変わります。

 

終わりに

コロナウイルスの影響で家で過ごすことも多いかと思います。

パパの皆さんはママの負担を減らすためにも料理を作ってみる、というのもいいかもしれませんね。

特に5月の母の日に子供と一緒にカレーとサラダを作るのもおススメです。

その際に今回紹介した青黄赤白黒(しょうおうしゃくびゃっこく)を覚えていれば、食材選びや味付けで悩むことも少なくなると思います。

彩の良い料理を作り、パパとしての株も上がるかもしれませんね。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

そんな皆さんに感謝いたします。