早起きパパのカジメン生活

朝4時おきのパパが働くパパママに役立つ情報を紹介していきます

【勉強】簿記2・3級を一発合格した私が薦める勉強法 取得後の利用結果も公開

皆さん、簿記ってご存知ですか?

簡単に説明するとお金や物の動きを記録する方法です。

企業が求める資格として毎年のように上位にランクインする簿記ですが、私は3級は3か月、2級は4ヶ月の勉強でそれぞれ1発合格しました。

 

今回は合格に向けたおすすめの勉強法について紹介してきます。

f:id:faxwatch:20191216114614j:plain

記事は5分くらいで読めます。

こんな方に参考になれば、幸いです。

  • 今年の目標に資格取得を考えている方
  • 職への復帰を検討中のママさん
  • 学生の皆さん

なぜ、簿記を取得したのか?

始めに、簿記の取得を目指した背景を説明します。

私は製造業の会社に勤めており、生産工場の維持管理を主に担っています。

その中で日々発生するお金の流れがざっくりとした計算で作られていることに違和感を感じました。

各部門で細かく、はじき出せないということも理解できるのですが、経理課や上層部がそういった部分の知識が弱いと感じたのです。

そこで資格を取得し、自分でキャッシュフローを見える化してやろうと思ったことがきっかけです。

また、簿記はお金の流れを記録する手法なので、もし転職してもその資格は活きると考えましたし、今後の需要も十分に見込めると思ったのも資格取得に挑戦した要因です。

履歴書にも2級と記載すれば、企業から評価してもらえます。(当社人事曰く)

製造業で利用する工業簿記は簿記2級なので、全くの初心者であった私は3級→2級という順番で両方共、受験しました。

取得して良かった点

先に取得した後の感想を記載しておきます。

私はまず、会社のキャッシュフローを把握しました。

  • 自部門の経費は?
  • 月の変動費は?
  • 固定資産は?
  • 人件費は?

その後、原価計算を行うことで無駄を洗い出し、コストカットを実現しました。

(20万/月程度の削減ですが)

これだけでも取得した効果はあると感じています。

実際、周りからの評価も上がりましたし、コスト管理部門から異動の勧誘を受けたこともあります。

さらに賃金体系もある程度、見えてきます。

特に賞与。毎年、春闘として労働組合と会社とのやり取りをしていますが、賞与の予算がいつごろ決まるのか、把握できました。

飲み会の時に上司に伺ったところ、「周りに公言しないこと」と口止めされましたが、そういった裏側も予測できるようになります。

 

おすすめの勉強法

では、本題に入ります。

結論から言うと私のおすすめは通信講座です。

実際に私も通信講座を利用しましたし、会社で資格取得した方は通信講座を受講していました。

社会人であれば、自分の時間が限られていると思います。特に子育て世代であれば、なおさらです。

その中で出席時間が決まっている専門学校に通うのは難しいですよね。

また、簿記の合格率は3級で50%、2級では20%程度と高くないので、対象範囲は全て理解するように勉強する必要があります。

本屋の参考書や問題集を使って、独学で進めると、自分の苦手分野が把握できず、勉強効率が悪くなりがちです。

年々範囲も広くなり、難易度も上がっているので、専門家から教えてもらう方が漏れなく理解できるようになると私は思います。

そこでオススメするのは通信講座です。

f:id:faxwatch:20200312053027j:plain

薦める理由①専門家からの指導

通信講座では自分の回答を専門家に添削してもらうことも、不明な部分を解説してもらうことも可能です。

専門家は教えるノウハウを持っているため、彼らに見てもらう中で自分の間違った理解を正すことが合格への近道だと思います。

独学の場合では、こういった指摘を受けることが難しく、自分の誤りに気づく機会が少ないため、結果として勉強効率は低くなってしまいます。

また、自分で理解できない部分は専門家に教えてもらえる環境というのもメリットだと感じています。

薦める理由②隙間時間に取り組める

家事、育児に忙しい社会人にはまとまった勉強時間を確保することが難しいと思います。

隙間時間で学べることもメリットですね。

私の場合、朝30分、夜30分という細切れの勉強を進めてきました。

1日1時間のテキスト勉強でしたが、それでも知識はついたと思います。

その結果として一発合格できました。

薦める理由③スケジュール管理

通信講座では、勉強のスケジュールが決められているので、それに合わせて進めるだけで、試験日までに全範囲を網羅できます。

簿記試験の特徴として5つの大問に別れていて、それぞれ20点配分されています。

2級を例にするとこんな感じ。

 第1:仕訳問題

 第2:商業 伝票計算

 第3:商業 精算表作成

 第4:工業 原価計算

 第5:工業 原価計算

 

自分の苦手分野や勉強が不足している部分が出題されると、その大問の20点を落としてしまいます。

簿記の合格ラインは70点なので、それでは合格は難しくなってしまいます。

網羅的に勉強するためにはスケジュール管理を徹底し、出題範囲は全て解けるようにする必要があります。

しかし、初心者では各分野での勉強時間も分からないので、試験日までのスケジュールの立て方もわかりませんよね。

その勉強スケジュールを通信講座では全て管理してもらえます

2級を例に説明します。

私の講座は4カ月コースだったので、こんな感じでした。

1カ月目: 商業簿記(仕分け項目)

2か月目: 商業簿記(財務諸表作成)

3か月目: 工業簿記(仕分け項目)

4か月目: 工業簿記(原価計算)

 

こういったスケジュールに乗っかるだけで良いのです。

さらに模擬テストや定期的な添削で自分の理解度を都度確認できるので、広範囲を漏れなく網羅できると思います。

f:id:faxwatch:20200312053318j:plain

実際の勉強時間は?

先ほど記したように私の場合、朝30分+夜30分のテキストに加え、会社の昼時間は簿記のサイトを参考に勉強していました。

そのため、勉強時間は大体1日1.5時間。

また、試験前々日、前日は1日5時間ほど、勉強していました。

そのため、こんな感じだと思います。

 簿記3級 : 140時間

 簿記2級 : 200時間

無知なところから簿記2級を取るまで、500時間ほど必要と言われていますが、400時間以内で一発合格できたのも、通信講座で効率よく、学べたことが要因だと感じています。

参考サイト

通信講座は自宅にいる際に行う勉強法です

先に記したように、私はこの他に会社の昼休みを利用して以下のサイトで学習していました。

pboki.com

inuboki.com

どちらも有名なサイトで解き方や問題も記載されているので、ちょっとした空き時間に眺めるだけでも勉強になります。

一度、覗いてみてはいかがでしょうか?

 

終わりに

資格取得はゴールではありません。それはあくまで手段です。

資格や勉強で得た知識を使って業務することでようやく、意味を持ちます。

一方、勉強するなら、せめて効率よく学びたいですよね。

 

通信講座は独学に比べ、費用は掛かります。

私の通信講座は日本マンパワー。

簿記3級¥13,000、簿記2級¥14,000ほどでした。

現在では価格も変わっていますし、2・3級のコースもありますね。

www.nipponmanpower.co.jp

 

この値段が高いと思う方もいるかもしれませんが、「勉強時間を買う」ということを考えると、非常に勉強効率が良いと私は感じています。

特に子育て中であれば、自分の時間が取れないことも多いと思いますので、通信講座という方法をお薦めします。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

そんな皆さんに感謝します。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村