【育児日記】2人目が産まれた時にどうした? 育休を取らなかった私
私の子供たちは2020年3月で長男は4歳(年少)、次男は1歳4ヶ月です。
次男が2018年11月に産まれた時には長男も保育園に入っていなかったので、昼間は家に子供が2人いる状態になりました。
出産直後に暴れん坊の長男と、産まれて間もない次男の両方を見るのは嫁さんにはかなり負担のかかることになります。
こういった状態では社会的に育休を取ることがすすめられていますが、私はその選択をしませんでした。
1年前のことですが、今回紹介したいと思います。
私の両家や各段階でのサポートについて紹介していきます。
プレパパやママに参考にしていただけると幸いです。
我が家の環境
まず、私の家庭環境について紹介します。
私の両親は同じ地域に住んでいるため(車で30分)、何かあれば、駆けつけてもらえる状態にあります。
まだ、2人とも働いていますが、出産予定日や出産後の検査日程を事前に伝えておけば、私がいなくても嫁さん以外に長男を見てもらうことが可能でした。
特に私の母はパート勤務なので、時間に融通が利く環境にあります。
一方、嫁さんのご両親も隣町に住んでいます(こちらも車で30分)。
お義父さんは退職していますが、体の不調もあり、家から出られません。
お義母さんも教員として勤務に当たっていますが、こちらもある程度は調整が可能でした。
また、当時3歳の長男は一時保育として月3回ほど、今の保育園に通っていました。
出産後も同様に月3回は通ってもらい、嫁さんの育児負担を軽くできる環境にあったのです。
こういった環境は非常に恵まれていたということもありますが、私は育休を取得していません。
では、どうやって乗り切ったかを続いて紹介します。
出産前
所属長から育休を勧められていましたが、嫁さんから必要ないと言われたこともあって申請していません。
その代わり、捨てるほど余っていた有給休暇を使うことにしたのです。
会社として前年で利用しなかった休暇は翌年に繰越できるという制度があったので、年間48日も休める状態になっていました。
まず、上司と同僚に育休を取らないこと、出産後は休暇が増えることを伝え、その上で不在の際の分担を決めていきました。
私の連絡先やトラベルシューティングを明確にして、誰でも対応できる環境を整えていったのです。
そして、出産予定日数日前からは定時退社し、嫁さんの具合や長男の面倒を見ていました。
出産時
朝3時のこと。
嫁さんに起こされ、すぐに嫁さんの実家に連絡し、お義母さんに長男を見てもらうことにしました。
私と嫁さんは2人で病院に向かい、そのまま昼に出産!!
2人目だと感動が薄れると聞いていましたが、涙が出たことを今でも覚えています。
余談ですが、
嫁さんが長男の出産時は陣痛地獄に24時間以上も苦しんでいたので、分娩室で30分で出てきた次男はあっさりした印象を持ちました。
(こんなこと嫁さんに言ったら、家に入れてもらえませんが…)
その日は無事に生まれた次男と嫁さんを病院で別れ、帰宅。
↓
お義母さんに礼を伝え、長男と共に私の実家へ。
↓
嫁さんの退院まで実家で過ごす。
この1週間に関しては会社からは配偶者出産の特別休暇をもらい、5日間の有休を取得しました。
出産後
嫁さんが退院後は有給休暇を使い始めました。
具体的には
①長男を一時保育で通わせる日
②私の母親、もしくは嫁さんのお義母さんが休みの日
の週2日は出勤して、残りの平日3日間は休みを取る、といった感じです。
週休5日という傍から見れば、夢のような生活ですが、実際には家事・育児に加え、嫁さんの介護も全て担当していたので、常に疲労感を感じていました。
しかし、出産後1カ月を過ぎると、嫁さんも自分で動けるようになってきたので、私の負担も減ってきました。
その後、2018年12月~2019年3月までの間は1カ月あたり10日の有給休暇を利用し、会社と家庭との両立に取り組んだのです。
2019年4月以降は長男は保育園に入園したので、私は週5日勤務に戻り、そろそろ1年が経過することになります。
年間で 48日 + 配偶者出産5日間 で計53日の有給休暇を消化した事例は私の会社では少ないようです。
それを認めてくれた上司や不在の時の対応を任せた同僚には感謝していますし、復帰後はバリバリ仕事をすることで恩を返してきました。
終わりに
最近では社会の風潮として育休を取ることが目的になっていることに私は少し違和感を感じます。
当然、育児を立派にこなしている方も多くいらっしゃるのですが、家事や育児に参加しないという方もいるため、休む意味が薄れてしまう気がするのです。
男性の育休取得が奥さんの負担軽減や子供との時間を増やす機会として有益であると私も思っています。
しかし、あくまでも育休の取得は手段です。
親戚や会社の制度などの要因もありますが、育児や家事への参加は育休取得でなくても、私のように有給休暇を利用することでも可能ではないか、と感じてます。
男性の家事・育児の参加は今後はますます必要です。
そういった意識改革こそがこれから求められるのではないでしょうか?
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
そんな皆さんに感謝いたします。