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夫婦仲を改善したい!無理なく取り組める方法6つ

夫婦仲 良くする

「自分達夫婦は仲が良い」と言い切れる方はどれほどいるでしょうか?

結婚した当初は一緒に過ごせることに幸せを感じるものですが、出産・子育てで疲れてくると、お互いの愛情も薄れてしまいますよね。

本記事では夫婦仲を良くする方法を厳選して6つ、お伝えしていきます。

  • 冷え切った夫婦関係を改善したいという方
  • 夫婦一緒にいる時にイライラしてしまう方
  • いつも、夫婦喧嘩していると感じている方

私も出産後は嫁さんとの関係が落ち込みましたが、いくつもの書籍を参考にして、今では笑顔が絶えない家庭を築いています。

本記事は以下の2冊の「トリセツ」を参考にしています。

共にAI開発や脳科学に携わる黒川氏の著書です。

この2冊の全て、鵜呑みにするのではなく、私自身に合うような形で生活に取り入れたので、その部分もお伝えしていきたいと思います。

 

夫婦仲を改善するために知っておきたいこと

具体的な方法の前にまず、改善にむけて知っておきたいことを紹介していきます。

押さえておきたいことは以下の3つ。

  • 男性脳と女性脳の違いを把握する
  • 相手は共感を求めている
  • 相手を男性女性と認識する

それぞれ、説明していきますね。

男性脳と女性脳の違いを把握する

そもそも、男性と女性のでは脳の構造が異なることを知っておきましょう。

一般的に以下のように言われています。

  • 男性は論理的に判断し行動する。
  • 女性は感情的で共感を求める。

少し残酷に感じるかもしれませんが、この点の把握が最も大切です。

トリセツ内の記載を元に紹介していきますね。

男性と女性の価値観の違い

論理的に考える男性はどちらかというと、「結論」を急ぎがちです。

一方の女性はそこに至るまでの「経過」やその時の「心」の変化を楽しむという性質があります。

女性脳は「心の通信線」と「事実の通信線」の2本を使って、会話する。たとえば、友達の「事実」を否定しなければならないとき、女性は、まず「心」を肯定する。

(中略)…

男性脳は基本的に「事実の通信線」のみである。「それ、違ってる」といきなり結論を出す。

引用:妻のトリセツ

夫としてもこの「心」の肯定(共感すること)の大切さを知っておきましょう。

また、妻としても夫の結論を急ぐ姿勢を受け止めることで互いに寄り添うことが必要です。

出産後の変化

女性のライフイベントの中で最も影響を及ぼす「出産」。

この出産(生物の生殖活動)に関しても脳科学の観点から以下のように指摘しています。

男は愛する人を危険から守ろうとするあまり、いきなり、相手の欠点を口にする。

(中略)…

女性脳の生殖戦略は、意外に残酷だ。

引用:夫のトリセツ

夫は妻を守ろうとしますが、妻は別の遺伝子を残すことを意識するようです。

子供が産まれ、妻からの愛情が薄れたと感じる男性は多いかもしれません。

しかし、それは自分の魅力が落ちた訳でなく、女性が異なる男性の遺伝子を残したいという女性脳の働きによるものです。

この点については賛否両論あると思いますが、男性側も知っておく必要はあるでしょう。

相手は共感を求めている

女性は脳の構造上、共感を求めているということですが、男性も共感してもらえると、気分は良くなりますよね。

これは「自分の存在を受け入れてもらいたい」という人間が持つ欲求であるため、男女によらず、効果が期待できるからです。

冬、外から帰ってきたときを例に考えてみましょう。

  • ×「はい、どうぞ」とお茶を出される
  • 〇「寒かったでしょう?」と一言添えて、お茶を出される

こんな寄り添う気持ちを見せられると、相手に好感を抱きますよね。この共感を示すことで夫婦関係は良くなります。

相手を男性女性と認識する

これはお子さんをお持ちの場合になりますが、出産後にお互いを「パパママ」と認識すると、夫婦の満足度も落ちるかもしれません。

家庭内での呼び方だけで、受け取った側の満足度も大きく変わります。

2011年の調査ですが、互いに「パパママ」ではなく、名前で呼んだほうが、夫婦関係はよくなりますよ。

◆夫→妻の呼び方別満足度

 名前や名前にちなんだニックネーム 81.4%

 お母さん・ママ・おかあちゃんなど 71.8% 

◆妻→夫の呼び方別満足度

 名前や名前にちなんだニックネーム 77.3%

 お父さん・パパ・おとうちゃんなど 62.2%

ブライダル総研:夫婦の呼び方ランキング

パパママである前に、相手は男性・女性です。

そういった意識を持つと夫婦の満足度もあがります。

無理なく取り組める具体的な6つ方法

では、私が実際に効果のあった夫婦仲がよくなった方法を具体例を交えて、紹介します。

私的な部分も入りますが、参考になれば、幸いです。

あいさつする

基本中の基本ですが、毎日夫婦間のあいさつはありますか?

あいさつすることで自然と相手への思いやりをもつことができます。

その中でも私は以下の2つは重要だと感じています。

  • 「ありがとう」:相手への感謝の気持ちが無いと発せられませんよね。1日1回は伝えたい言葉です。
  • 「ごめんなさい」:気の強い方は苦手かもしれませんが、こちらも必要です。

トリセツの中にもお互いの指摘に反発するのではなく、受け止めた上で自分の意見を伝えることで相手も聞き入れやすくなると、記載されています。

「ごめんね」と一度、受け止める。
  ↓
「でも、○○だと思うよ」と切り返す。

こうするだけと、お互いに意見を言いやすくなりますよ。

相手の意見に共感する

男性と女性では脳の仕組みは異なりますが、共に自分の意見に共感してもらえると、うれしくなりますよね。

人間は自分を承認してもらいたいという欲求を持っているからです。

自分が好きなアーティストの話をしている時、共感してもらえるだけで気分も上がります。

  • ×「ふ~ん」 →(あまり興味ないのかな…)
  • ○「そうだよね、いい声だよね」 →(おっ、同じ感覚だ)

先ほど示したように特に女性は共感を欲するため、寄り添う気持ちを持つとより良い関係を築けるでしょう。 

出会った時の気持ちを思い出す

夫婦生活が長くなると、お互いのありがたみが薄れてしまいます。

そこで、まるで初めて出会った時のように相手を見ることも、夫婦関係のマンネリ感を解消するためには有効です。

「ネガポジ変換ノート」でも紹介されていますが、「はじめてメガネ」をかけて初対面のような感覚で相手を見てみましょう。

  • 「こんな美人と一緒に住んでいる」
  • 「話しかけてくれる、自分に好意があるのかな」

極端かもしれませんが、相手の存在に有難みを感じられないときは面白いと思いますよ。

また、最も幸せを感じた時の想い出に触れることも有効です。

具体的に私が続けている方法を紹介します。

  • 結婚式のムービー(プロフィール、エンドロール)を観る
  • ハネムーンのアルバムを見返す
  • 子供が産まれた時の日記を読み返す

私も嫁さんにイラっとしたときはあえて、結婚当初の想い出を見返して、一緒にいてくれる幸せを感じるようにしています。 

互いの仕事をねぎらう

自分の苦労を主張するのではなく、まずは相手の労をねぎらいましょう。

家事や育児、会社での仕事も夫婦で分担して、家庭を回していると思います。

夫婦はお互いに支え合って生きているんですよね

そんな気持ちを持っていれば、夕食で冷凍食品が出てきても

  • ×「えっ、冷凍食品なの?」
  • ○「今日は疲れたんだね。お疲れ様」

こんな感じで相手の労をねぎらうことで、余分な喧嘩を防ぐことができますよ。

「褒めるのは照れくさい」という方も「お疲れ様」なら言いやすいですよね。

具体的な言葉かけは以下の記事も参考になりますよ。

1人の時間を意図的に作る

「育児で自分の時間がない」、「夫が在宅勤務で気が張る」、そんなストレスを感じる方も多いと思います。

そんな時こそ、1人の時間を意図的に作る、もしくは時間を作ってあげましょう。

  • 早起きして、朝活する
  • 夫が子供とお出かけし、妻に自由時間をプレゼントする

いつも、家族一緒に過ごすと、周囲から仲良く見えますが、自分の時間がなく、ストレスが溜まってしまいますよ。

※)早起きのためには整った生活リズムや朝のルーティンを決めることが大切ですよ。

2人だけで過ごす

一方で、お互いを男性女性として認識するためにも2人で過ごす時間を持つことも同じように必要です。

子供が小さい場合は難しいかもしれませんが、2歳以上なら親族の家や一時保育所に預けてデートに行ってみてはいかがでしょうか?

  • ショッピング
  • ランチに行く
  • 映画を観る

このように、パパママではなく、夫婦として時間を過ごすことでお互いの愛情に築くことも夫婦仲を良くするには適していると思いますよ。

 

お互いに尊敬し合う関係を築こう

本記事では夫婦仲を良くする簡単な方法をお伝えしました。

  • あいさつする
  • 共感を示す
  • 出会った時の気持ちを思い出す
  • 互いの労をねぎらう
  • 1人の時間を意図的に作る
  • 夫婦2人きりの時間を過ごす

今回述べたのは私が実践している方法です。

いずれもお金をかけずに取り組めますよ。

皆さんのライフスタイルによって、適不適があると思いますが、少しでも参考になれば、こんなうれしいことはありません。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

そんな皆さんに感謝いたします。

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