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【作り置き】料理が日持ちするコツ 取り分ける際の注意点6つ

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料理が傷まないように保存容器や食材に気を配り、丁寧に調理したとしても、取り分けの際に雑に扱ってしまうとせっかくの作り置きが台無しになってしまいます。

でも、「何を注意すればいいの?」という疑問を持つ方も多いと思います。

本記事で作り置き料理を日持ちさせるコツとして「取り分ける際の注意点」を6つ、紹介していきます。

いずれも難しいことではないので、是非とも試してもらいたいです。

  • 作り起き料理で失敗してしまった方
  • 興味はあるけど、日持ちできるか不安な方
  • お弁当として持ち出す際の注意点を知りたい方

お弁当として持ち出す際の注意点も合わせて、紹介していきます。

 

作り置き料理を取り分ける際の注意点

では早速、覚えておきたい作り置き料理を傷めない取り分け方を紹介していきます。

ポイントは「雑菌を持ち込まない、増やさない」ということです。

ここでも調理中と同様に【水分】を意識していきましょう。

作り置き料理を傷めないために注意すべき点は以下の記事を参照ください。

faxwatch.hatenablog.com

①清潔な箸を利用

当然ですが、取り分ける際の箸やスプーン、フォークは清潔な状態で利用しましょう。

具体的にやってはいけないことを以下に紹介します。

箸に口をつけない

つまみ食いしたくなる気持ちもありますが、これはNGです。

作り置きの調理の際に雑菌が少なくなるよう、工夫しているはずです。

しかし、箸に口をつけてしまうと、その箸から雑菌が入り込んでしまうので、絶対にやめましょう。

どうしても味見したい場合は別のお皿に取って、食べた後はその箸で作り置き料理に触らないようにしましょうね。

箸を使い回さない

品数が多い場合は一つの箸で全ての料理を取り分けたくなるものです。

しかし、これも注意が必要です。

雑菌を持ち込む可能性もあるため、これもなるべく避けたほうが良いでしょう。

この他に料理の味がぼやけてしまうという点でも、おススメできません。

おススメの方法!

とは言え、毎回洗うのは手間ですよね。

そういう場合は清潔な布巾でふき取るだけでも効果がありますよ。

実際に私も使ったスプーンを毎回洗わず、布巾で拭いて次の料理を取り分けるようにしています。

布巾が清潔であることが前提ですが、洗濯機で洗い、乾かした布巾であれば十分だと思っています。

②野菜から出た水分は取り除く

多くの野菜は調理後も具材内部に水分が残っています。

その水分が保存容器内に出てきたら、必ず取り除きましょう。

これは調理後、野菜内部の水分は野菜表面の塩分や糖分に吸い出され、保存中に容器内には水分がたまってしまうからです。

料理を傷めてしまうのは雑菌であり、その雑菌が好むのは水分です。

そのため、この野菜から出てきた水分を取り除き、雑菌が繁殖しにくい環境を維持しましょう。

また、事前に水分が出てきそうな料理の場合は、水分を吸ってくれる具材(主に乾物)を入れるのも良いですね。

  • かつお節、わかめ、ごま、乾燥バジル

和風な料理にはかつお節、洋風な料理にはバジル、と言った感じで使い分けると良いと思いますよ。

特にバジルは抗菌作用もあるため、作り置き料理には最適です。

③結露で発生した水分を取り除く

こちらも②と同じ理由です。

水分は野菜内部だけでなく、空気中の水分が冷えることでも容器内部に発生します。

結露ですね。

それらの水分も同様に取り除くことで作り置き料理を日持ちさせましょう。

この結露は主に冷蔵庫に入れた直後につくことが多いため、調理から1日たった後に取り除けば、その後は結露することは少ないでしょう。

おススメの方法!

容器の蓋であれば、水分をふき取りやすいですが、容器の壁は難しいですよね。

このように結露してしまいます。

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この時、私は一度、料理を別容器に移して、水分をふき取ります。

もちろん、この容器は清潔な物を使いましょう。

下の写真はラクして、フライパンにしましたが・・・

手間に感じるかもしれませんが、このように水分を取り除くことは重要です。

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④汁に浸かっている具材は水気を切る

煮物などの汁には塩分や糖分、お酢などが含まれているので、汁ごと保存することで日持ちしやすくなります。

そういった場合、お弁当に詰める際は水気を切ってくださいね。

お弁当箱で他のおかずに水分が付かないようにすることで、食中毒の防止につながります。

⑤必要な分のみ取り出す

容器から取り出す際に料理には雑菌が付着する可能性があります。

「取り出しすぎたから、戻そう」とすると、そこから雑菌が中に入り込むことになりますよ。

必ず、自分で食べる分のみを取り出して、保存容器内に戻すことのないように注意しましょうね。

⑥食べる前に電子レンジで加熱

食べる分を取り分けたら、雑菌を殺菌するためにレンジで加熱しましょう。

冷蔵庫内で作り置き料理を保存することになると思います。

温度が低いため、雑菌の繁殖は緩やかになりますが、それでも増えています。

食べる前にレンジで温めることで雑菌を消滅させることで、食中毒を予防できますよ。

ただし、手で持てないほどに(75℃以上)、加熱しないと殺菌できませんので、ご注意ください。(参考:厚生労働省

お弁当で持ち出す際の注意点

作り置き料理をお弁当として、取り分けて、持ち出す方も多いと思います。

実際に私もお弁当のために作り置きを調理しています。

非常におススメです。

メリットはこちらの記事でまとめています。

faxwatch.hatenablog.com

お弁当として持ち出す際はさらに食中毒の対策が必要になってきますので、続いて紹介します。 

再加熱後は十分に冷ます

お弁当として持ち出す際は加熱後、十分に冷ます必要があります。

雑菌は10℃以上の環境では爆発的に増殖していきます。

加熱によって十分に殺菌できたとしても、冷めないまま、お弁当箱に入れて持ち出すと、その後の環境で料理が傷んでしまうことも。

雑菌の増殖を抑えるためにも、十分に冷ましましょう。

おススメの方法!

朝の時間は忙しいと思いますので、冷ます時間がないと感じるかもしれません。

そこで私は朝起きてすぐにレンジで加熱しています。

20分程度で十分に冷えてくると思いますが、朝のルーティンに入れておくと、忘れ防止につながりますよ。

保冷剤を入れる

さらに夏場は食中毒対策として保冷材を入れておくのもおススメです。

先ほど紹介したように雑菌は10℃以上の環境を好みます。

逆を言えば、それ以下の温度であれば、繁殖を抑えることができます。

保冷材を使う場合も加熱した料理が冷めていないと、結露で水分がお弁当箱内につきますので、やはり冷やすことは重要であると言えるでしょう。

おススメの方法!

保冷剤の大きさはお弁当箱のサイズに合ったものが良いでしょう。

そして、このようにゴムなどで固定しておくと、保冷剤がずれることを防げるので、より傷みにくいと思いますよ。

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職場やお出かけ先では冷えた場所で保存

職場やお出かけ先では冷えた場所で保存しましょう。

保冷剤を入れていても、お昼で食べるまでに温まってしまうと、お弁当も傷んでしまいます。

職場などに冷蔵庫が設置されていれば、その中に保存することで食中毒対策できます。

おススメの方法!

設置されていない場合は一緒に持っていく水筒に氷を入れて、お弁当と一緒に保存するのも効果的です。

実際に私も冷えた水筒を保冷剤代わりにして保存しています。

こちらも手軽にできる方法なので、おススメです。

食べる前に再加熱

可能であれば、食べる前に電子レンジで再加熱しましょう。

雑菌はいかなる環境でも増殖していますので、食する前にリセットすることで、食中毒を予防できます。

と言っても、設置されていない職場では難しいと思いますので、絶対というわけではありません。 

 

終わりに

本記事では作り置き料理を日持ちさせるコツとして、保存容器から取り分ける際の注意点を紹介しました。

  • 清潔な箸を使う
  • 野菜から出てきた水分は取り除く
  • 結露で発生した水分も拭き取る
  • 汁に浸かっている具材は水気を切って取り出す
  • 必要な分のみ取り出す
  • 食べる前に電子レンジで加熱する

いずれもちょっとしたことですが、劇的な効果が得られます。

作り置き料理の調理前、調理中に日持ちするように気を付けたことと同じように、取り分ける際も、意識するだけで全然違いますよ。

本記事を参考に作り置きの料理が日持ちするようになれば、こんなうれしいことはありません。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

そんな皆さんに感謝いたします。

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