【作り置き料理】始め方は?必要な物と品数の増やし方を紹介
作り置き料理って便利だろうな~と考えている方は多いと思います。
しかし、実際に何から手をつければいいか、わからないのではないでしょうか?
私はこれまで5年間、週末の作り置き料理を続けてきましたので、その経験から必要なものや段階的に品数を増やす手順を紹介していきます。
- 作り置き料理を始めるには何が必要?
- どうやって始めればいいの?
- どんな料理なら失敗しにくいの?
作り置き料理に必要なもの
まず、作り置き料理に取り組むために必要なものを紹介します。
保存容器
作り置き料理を保存する容器が必要です。
容器には様々な種類がありますが、皆さんの料理内容によって保存容器を選んでいきましょう。
作る料理によって容器は使い分けると、良いと思います。
いずれも食洗機対応であれば、十分に洗浄できるので、作り置きが日持ちできるようになりますよ。
ホーロー容器
汚れや匂いが付きにくく、オーブンでも利用できます。
ミートローフなどの料理を行い、そのまま保存できるというのはメリット。
酸や塩分にも強いので、保存性も良いですね。
おしゃれである一方、中身が見えにくいというのが少々難点です。
- ミートローフなどのオーブンで調理する料理
- マリネや漬物
耐熱ガラス容器
耐熱性があれば、電子レンジも対応できるので、幅広く活躍します。
こちらも匂い移りしにくいというのが特徴ですね。
また、中身が見えやすいというのも使い勝手がいい点です。
密着性が高い製品もありますので、保存性が高いというのは作り置き料理には適していると思います。
- 揚げ物
- 香りの強い炒め物
- トマトソースなど色味の有る料理
耐熱プラスチック容器
低価格なので、購入しやすいですよね。
オーブン不可・色移り有りですが、それでも冷凍庫も対応可能という扱いやすさは最大のメリットですね。
また、食洗機対応の容器であれば、洗い残しなどの懸念も払しょくできると思いますよ。
- 冷凍保存する料理
- 色味の弱い炒め物・煮物
調理器具
必要とは書きましたが、本記事をお読みの皆さんもお持ちの器具で十分です。
「作り置きだから、大容量のフライパンがいいの?」と思うかもしれませんが、それも不要です。
私も26cmのフライパン2つで調理していますが、いずれも一般的な商品を利用していますし、それで不便に感じたことはありません。
やる気
物理的に必要な物は保存容器と調理器具です。
あとはやる気があれば、始められます。
レシピ本・料理本も持っていると良いですが、今ではクックパッドで手軽にレシピは検索できます。
また、気になる日持ちするコツですが、本ブログでも紹介しておりますので、参考にしてくださいね。
作り置き料理の始め方
では具体的にどのように進めていけばよいか、各段階ごとに説明していきます。
いきなり、レシピ本を参考に作り始めると、失敗もあるので、1品1品丁寧に作ることから、始めたほうが良いと思いますよ。
Step①主菜1品を1週間日持ちさせる
まずは1品を1週間日持ちさせるように調理してみましょう。
できれば、主菜がおススメです。
それには2つの理由があります。
- 主菜は味が濃くても良い
- 野菜を使う副菜は水分が出る
それぞれで見ていきましょう。
主菜は味が濃くても良い
ご飯のお供となる主菜であれば、味が濃くなっても多少は許容できます。
作り置きを初めて取り組むときは料理を傷めてしまうことが心配だと思います。
せっかく調理した始めての作り置き料理が途中で傷んでいたら、やる気もなくなってしまいますよね。
日持ちさせるためには塩、酢、糖分、油などの雑菌を抑える調味料を増やして調理することが手っ取り早いです。
そのため、作り置きを始める際は味が濃くなっても食べられる主菜から取り掛かることをおススメします。
野菜を使う副菜は水分が出る
多くの野菜は内部に水分を多く含んでいます。
そのため、この水分が残っていると、そこから雑菌が繁殖して料理を傷めてしまう可能性があるのです。
作り置き料理に慣れないうちは内部の水分を調理で飛ばすことに意識が向きにくいかもしれません。
また、調理後の保存中に野菜から水分が出てきます。
こういったケアも必要になりますので、作り置きに慣れないうちはお肉や魚を使った主菜を作ってみましょう。
日持ちしやすい主菜
では、初めての作り置き料理として、いくつか日持ちしやすい主菜を紹介します。
ご飯のお供に最適ですよね。
しょうがは抗菌作用もあるので、日持ちしやすい料理といえます。
ブロック肉でなければ、豚肉の種類はロースでもばら肉でも構いません。
※)ブロック肉は調理方法によっては内部に水分が残りやすく、雑菌が繁殖しやすくなるので、注意してくださいね。
抗菌作用のあるパセリやバジルなどの香草と一緒にソテーにするのもおススメです。
特にカジキマグロなどの淡白な魚は塩で味付けを濃くできるので、そういった点でも日持ちしやすくなると思いますよ。
Step②野菜を利用して2品作る(開始2週間程度)
1~2回ほど、問題なく主菜が日持ちするようになると、続いて野菜を使った副菜に挑戦してみましょう。
上述したようにどんな野菜でも内部に水分を多く含んでいます。
この内部の水分が残らないようにすることを意識してみると、日持ちする料理ができるようになります。
具体的にはこちらの記事に記載しています。
Step③品数を増やして楽しむ(開始3ヵ月以降)
ここまでくれば、十分に日持ちする作り置きを料理できるようになっているはずです。
次は時間に余裕があれば、3品、4品と増やしていくことで自分の料理の腕前を上げていきましょう。
昔から一汁三菜、なんて言われていますよね。
そのため、まずは3品を問題なく、作れるようになることが目標でしょう。
ちなみに私はお弁当用に作り置き料理を作っています。
糖質制限を始めてから、白米の代わりにおから料理を作っていますので、4品を1時間で調理しています。
あとは作り置きを続けていくために料理自体を楽しむことも重要です。
自分で調理した作り置き料理が日持ちできるようになってくると、楽しくなってきます。
それ以降の楽しみ方は人それぞれだと思います。
- 品数を増やしていく
- 彩り豊かな料理にする
- 低価格の食材で食費を抑える
- 健康に良いとされる食材を使う
- 調理時間が短くなるように工夫する
こだわりや目標があると、さらに楽しくなってくると思いますよ。
ここまで来れば、レシピ本のように1時間で10品作るようなことも可能かもしれません。
終わりに
本記事では作り置き料理の始め方を紹介しました。
- 料理に合わせた保存容器を用意
- 初めは主菜を1品から挑戦する
- 慣れてきたら野菜を利用した副菜や品数を増やす
- 続けるためには調理自体を楽しむ
調理器具はご家庭にもあるもので十分に対応できますので、保存容器さえ購入すれば、作り置き料理は始められます。
保存容器も初めは耐熱プラスチックの低価格の容器で十分だと思います。
あとは「やる気」。
私も週末作り置きを始めてから、平日は自分の時間が増えました。
試しに一品作ってみて、その効果を感じてみてはいかがでしょうか?
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
そんな皆さんに感謝いたします。
作り置き料理は日持ちが気になると思いますので、合わせて以下の記事を読んで頂けると嬉しいです。
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