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のび太が0点を取らないためには?【問題を洗い出し、対策を立案】

のび太 0点

勉強も運動も、運すらもないのび太。

救いようのないダメ人間として描かれていますが、映画などで時折みせる活躍ぶりや友情が溢れる言葉には多くの方が感動しますよね。

そんな、のび太のために当記事では0点を取らないための方法を提案していきます。

  • のびたを応援している方
  • 小学生のお子さんをお持ちの方
  • ビジネススキルの事例を知りたい方

私は製造業で日々、問題解決に取り組んでいます。

今回はビジネススキルを使って、のび太の勉強環境における問題点を探り、効果的なテスト対策を検討していきます。

問題解決の手順や陥りやすい注意点はこちらの記事に記載してあります。

まず、こちらに目を通していただけると、当記事の内容も理解しやすいと思います。

のび太のテストは0点?

まず、のび太のテストの結果について、ネット上で取り上げられている部分を紹介します。

のび太はいつも0点なのか?

いつも0点を取ってしまいますが、本当にそうなのでしょうか?以下のツイートを見ると、違和感を覚えるかもしれません。

左上の1問目は2+(2×5)=12と正解していますが、バツとされています。

つまり、正解にもかかわらず、0点にされているということが分かりますよね。

のび太が0点をとるテストの難易度

また、そもそもテストは難しくないのでしょうか?

その他の生徒がどれくらいの点数をあげているのか、わかりませんが、以下のような問題が出てきたら、小学生でなくとも答えに悩むと思います。

穴埋め問題の答えは分かりますが、その後の問題は哲学的な問題です。小学5年生の問題ですが、恥ずかしながら私も答えがわかりません。 

そんな問題を他の生徒は解いているということでしょうか?

のび太が考える「0点を取る理由」

のび太自身は0点を取ってしまう理由をわかっているようです。

先生とのやり取りで答えています。

のび太 0点 理由

これには深くうなずく方が多いでしょう。

0点は「取る」のではなく、「くれる(もらう)」物のようです。

先ほど、示したように正解でも採点ミスにより、0点となっていることがあるため、この解答には多くの方が納得するのではないでしょうか?

とは言え、他人を問題として扱うのではなく、のび太自身の正答率を上げる工夫が必要であると考えられます。

では、そのための方法を考えてみましょう。

問題の明確化(What)

今回の事例では「のび太が0点を取ってしまうこと」が問題であると言えます。

そのため、タイトルにあるように「のび太がテストで0点を取らないためには?」とシンプルな問いを立てていきます。

なお、ドラえもんの時代背景が分かりませんが、現代社会にも当てはまる対策を練ってきます。

問題箇所の特定(Where)

では、勉強できない要因がどこにあるのかを探っていきましょう。

ここでは、のび太の所属する環境ごとに分析してみました。

どんな小学生にも当てはまると思いますが、学校・家庭という両面で見ていきます。

学校での問題点を分析

まず、学校における勉強環境を分析してみましょう。

ここではロジックツリーにのび太と環境、ライバルとして出木杉くんを加えて考えてみました。

ロジックツリーとは問題を細部に分解し、原因や解決策を探し出すためのフレームワークです(詳細はこちら)。

のび太 学校環境

ジャイアンとスネ夫の存在はマイナス要素と言えるでしょう。

野球や喧嘩でへとへとになった状態では、勉強も進みません。

しかし、しずかちゃんのために頑張れるというのは使い方によっては上手く、勉強に身が入りそうですね。

家庭での問題点を分析

一方、家庭ではどうでしょうか?

こちらもロジックツリーに当てはめて0点を取ってしまう原因を探りましょう。

家庭の分析としてのび太と環境、ママという観点でロジックツリーで分析してみました。

のび太 家庭環境

書き出してみると、勉強するためのやる気がおきにくい環境にあることがわかります。

これでは、0点を取ってしまうこともうなずけますよね。

特に一人部屋であること、パパが勉強していないこと、ママがガミガミ怒ることはマイナス要素であると言えるでしょう。

一方、睡眠時間は十分に確保できているので、その点はメリットですね。

解決策を立案(How)

ここまで、原因系を洗い出しましたので、ここから0点を防ぐための対策案を考えてみます。

学校生活で0点を防ぐには?

学校の友人関係から勉強に打ち込む方法を考えてみましょう。

  1. ジャイアンとスネ夫と距離を置く
  2. 出木杉君に家庭教師になってもらう
  3. 良い点数を取ったら、しずかちゃんと遊べるという約束を結ぶ

いずれも友人を利用して勉強できる環境を整える方法です。

では、一つ一つ見ていきましょう。

ジャイアンとスネ夫と距離を置く

ジャイアンやスネ夫はのび太をいじめます。

そんな関係を続けていくと、のび太の自己肯定感は下がる一方なので、適度な距離間を保つことが必要でしょう。

完全に遮断してしまうのも良くありませんので、以下のような方法が有効でしょう。

  • 一緒に遊ぶ日を決める
  • たまには一緒に勉強する
  • 野球には参加し、それ以外は控える

特に勉強友達がいると、心の支えになったり、競争相手として切磋琢磨できると思いますよ。

ジャイアンは押しも強いので、難しい部分もあるかもしれませんが、そういう時はドラえもんに頼りましょう。

出木杉君に家庭教師になってもらう

出木杉君は劇中で家庭教師のアルバイトでお金をためているようです(参照:22巻収録「税金鳥」)。

そのため、ライバルではありますが、家庭教師として勉強を教えてもらうことも有効でしょう。

近年では家庭教師や塾に通うことが当たり前になっていますが、ドラえもんの20世紀後半においてはまだまだ普及していませんでした。

そのため、少しでも家庭教師として指導してもらえるのであれば、0点を取らなくても済むと考えられます。

しかし、出木杉君が協力してくれるという保証がないので、実現性は低いと考えられます。

良い点数を取ったら、しずかちゃんと遊べるという約束を結ぶ

しずかちゃんと遊べる

しずかちゃんに一途であるという気持ちを利用することも有効かもしれません。

本来、外的要因(ご褒美)で釣ることは良くありません。しかし、のび太の性格上、内発的に勉強のやる気を起こすのは難しいと思いますので、簡単な手段としてしずかちゃんとの遊ぶことを賞品として与えるようにする

ただし、しずかちゃんに協力を仰ぐことが必要なので、こちらも実現可能性は低いかもしれません。

家庭環境で0点を防ぐには?

続いて、家庭での対策を以下に挙げてみます。

一般的に言われている子供をやる気にさせる方法を当てはめてみました。

  1. 早朝にウォーキングする
  2. 勉強は一階で行う
  3. パパが学ぶ姿勢を見せる
  4. ママがガミガミ言わない
  5. 0点を取ったとき、ドラえもんが未来に帰る

それぞれ、説明していきます。

早朝にウォーキングする

早寝遅起きののび太ですが、生活リズムを整えるためにも、朝のウォーキングをおすすめします。

目覚めを促すだけでなく、勉強前の有酸素運動により、記憶力や情報処理能力の向上が期待できるからです。

以下の記事にその点が記載されています。

のび太の場合、朝からハードな運動をすると、授業中の居眠りにつながるので、ウォーキング程度が適していると考えられます。

勉強は一階で行う

のび太は2階の一人部屋で勉強することが多いですが、親の目の届かないところでは集中できないと考えられます。

そこで、一階の食堂、もしくは居間で勉強しましょう

「東大脳の育て方」によると、東大生の83%がリビングで学習していると記載があります。

これは勉強のやる気を出して自分の部屋に向かうのではなく、食堂などのくつろげる空間でそのまま宿題に取り掛かれることが要因です。

この方法であれば、のび太も家での勉強習慣が身に付きそうですね。

パパやママが学ぶ姿勢を見せる

劇中、パパは帰宅後、野球を見ながら晩酌する姿が見られます。

パパが勉強していないのに、子供が勉強するはずがありません。

そのため、パパやママも勉強することが必要でしょう。

一人で勉強するよりも、一緒に学ぶ仲間がいるとやる気が出るものです。

そのため、時には晩酌も良いですが、のび太と共に親が学ぶ姿勢を見せることが必要と言えます。

ママがガミガミ言わない

0点を取ったときに毎回、のび太のことをママが怒ります。

しかし、怒る⇒自分はダメだと思う⇒勉強のやる気が落ちる⇒0点を取る、という悪循環に陥ってしまいます。

その対策として、ママはもっとのび太に自由にさせてあげることが必要です。

具体的にはのび太が好きな本を買ってあげる、トランプなどで一緒に遊んであげるといった方法が挙げられます。本に触れあうためにも、居間に本棚を設置するということは有効でしょう。

強制するのではなく、寄り添うことで自然と勉強に向かう仕組みを整えたいですね。

0点を取ったら、ドラえもんが未来に帰る

ドラえもん 未来 帰る

実はこれが最も効果的だと思います。

のび太にとってドラえもんが心の拠り所であることはわかりますよね。

しかし、それが甘えを生み、勉強しない原因とも考えられます。

そのため、次回、0点を取ったときにドラえもんが未来に帰ってしまうという制約を作りましょう。実際に、ドラえもんが未来に帰ってしまうという時にジャイアンに喧嘩で勝ちましたよね。

少し、残酷なように見えますが、全く勉強に身が入らないのび太には有効と考えられます。

 

子供の長所に目を向けよう

当記事ではのび太に0点を取らせない方法を考えてみました。

人間には適不適があります。

本来であれば、短所を補うのではなく、長所を伸ばすことで自己肯定感を育みつつ、学ぶことを好きになってもらいたいですよね。

しかし、のび太は体育を含めた全ての教科を苦手としています。運もありません。

今回は0点を取らせないためには少々強引な方法も必要として論理を組み立てました。

  • 元々、非常に難しい問題にチャレンジしている
  • 学校ではジャイアンから離れ、出木杉君と勉強する
  • 家庭ではパパやママが勉強を支援する環境を整える
  • 0点の際にドラえもんが未来に帰ることを制約とする

そんなのび太も映画では大活躍します。

この強い正義感や仲間への愛情は多くの人の心を動かしますよね。

そのまっすぐな気持ちにしずかちゃんも惚れたのではないでしょうか。

テストの点以上に大切なものをのび太は持っています。

子供を持つ親として、そういう数字にできない部分も育てていきたいですね。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

そんな皆さんに感謝いたします。

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