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論理的に考えるとは?|日常の問題解決でお得に鍛えよう

論理的 問題解決

小学生のプログラミング教育が取り入れられ、論理的に考える力に注目が集まっています。

そのため、「論理的に考えるって難しそう…」、「我が子は大丈夫かしら?」、と不安に感じる親御さんも多いかもしれません。

でも、論理的に考えることって日常的に行っていることなんですよね。

当記事ではそんな論理的思考の内容とその力を養うための方法として「問題解決」について、紹介していきます。

  • 小学生のお子さんをお持ちの方
  • 論理的に考える方法を知りたい方
  • ビジネスや日常の問題を解決する方法を知りたい方

私は製造業の現場で問題解決の手法を駆使して業務を進めています。当記事では具体例を交えながら、紹介していきますね。

この論理的思考は実際のビジネスの場だけでなく、家庭のちょっとした問題を考える際にも参考になりますよ。

回りくどいと感じる部分もありますが、お付き合いいただくと、物事の考え方が変わると思います。

論理的に考える、とは?

まずは、論理的思考について紹介します。ビジネスではロジカルシンキングと言われていますよね。

ご存じの方は飛ばしていただいて構いません。

論理的って?

そもそも論理的ってどういうことでしょうか?

国語辞典には以下のように記されています。

論理:

考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て。思考の妥当性が保証される法則や形式。

論理的:

論理にかなっているさま。きちんと筋道を立てて考えるさま。

引用:Weblio辞書

簡単に言うと、「筋道を通すために伝えたいこと(主張)とその理由(根拠)をセットで考える」ということです。

主張と根拠をセットで説明されると、納得しやすいですよね。

なぜ、注目されているの?

小学校の教育にプログラミングが加わりました。特に小学生のお子さんをお持ちの方は気になるところですよね。

文部科学省ではプログラミング的思考を以下のように定義しています。

自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。

(引用:小学校プログラミング教育の手引(6頁)

まとめると、自分のやりたいこと(理想)を実現させるために論理的に順序立てて考え抜く力ということです。

この力は今後の変化の激しい社会では文系理系問わず、重要な思考になることから注目を集めているのです。

こんなことを聞くと、「難しい・・・」と思うかもしれませんが、実際には日常生活で無意識に扱っているんですよ。

論理的な文章の具体例

簡単な例を示してみます。

  • 今日は晴れているから、傘はいらないだろう。
  • 早朝は静かで自分だけの時間だから、集中して勉強に取り組める。
  • 彼は毎日、練習しているから、次の記録会は高得点が期待できる。

こんな言葉は、誰でも使っていますよね。主張と根拠がつながっているので、こういった説明は理解しやすいと思います。

論理的思考を鍛えるには?

でも、複雑な問題に取り組むときにはより深く論理的に考え抜く力が必要になります。

そんな論理的思考を小さいころから鍛えるために、今では多くの商品が出ていますよね。一例を以下に挙げてみます。

  • 知育トイ
  • 知育絵本
  • プログラミング教室

特に今では様々な知育トイがありますので、幼児のお子さんでも遊びながら、勉強できますよね。

ブロック系、PC系で人気の商品を挙げてみます。

でも、大人の場合はどうでしょう?

「プログラム教室に通う必要があるのかな?」、「お金も時間も限られている」、「自宅で手軽に鍛えたい」という方も多いと思います。

そんな方でも日ごろから「問題解決」の訓練をすることで、手っ取り早く論理的に考え抜く力を養えますよ

問題解決とは?

論理的に考えることが最も威力を発揮するのが問題解決の場面です。

問題解決とは「問題の解を見つけ、現実から理想に近づくこと」です。

何それ?と思うかもしれませんが、問題の定義は以下のように考えられています。

  • 問題:理想現実とのギャップ
  • 理想:自分のありたい姿、やりたいこと
  • 現実:自分が置かれている状況、現時点での能力

難しい言い回しになっていますが、「やりたいことがあるけど、今はできていないこと」が『問題』です。

つまり、この問題を解決するということは、「やりたいことを達成する、理想に近づく」と言い換えることができますよね。

その過程で深く考察することで論理的に考える力が養われます

さらに日常の悩み事を解決する糸口も見つけらます。まさに一石二鳥ですね。

問題解決の手順

問題解決に取り組む際の有効な手順が存在します。

この手順に沿って考えることで大きく2点のメリットが得られます。

  1. 論理的に考え、漏れがなくなる
  2. 解決策の効果がなくても、後から見返しが可能

特に後から見返すことができるので、策が1つだめでも、次の手を考えることが可能になります。

では、重要となる問題解決の手順を示します。

問題解決 手順

What-Where-Why-Howという点順に沿って進めていきます。

  • What:問題を明確に定める
  • Where:問題の発生源を突き止める
  • Why:問題の原因を探る
  • How:具体的な解決策を考える
  • 解決策を実行し、検証する

順序に沿って進めないと、最終的な対策に漏れがでてしまったり、効果が薄いということになりかねません。

各段階ごとに何するのか、注意点はどこかと言う点を説明していきますね。

問題を明確に定める(What)

What 明確

まず、取り組むべき問題を具体的な形で定めましょう。

この工程は「What」に相当します。

先ほど示したように理想と現実を把握し、そのギャップから問題を明確にしていきます。

例えば、子育ての登園についての問題を考えてましょう。

  • 理想:保育園/幼稚園の登園時間に間に合うように送っていく
  • 現実:出かけるまでに時間がかかり、登園に遅れることがある
  • 問題:出かけるまでに時間がかかること

少々回りくどいですが、このように考える中で解決すべき、問題を明確にしていきましょう。

問題の発生源を突き止める(Where)

Where 発生源

続いて、掲げた問題の中で最も影響が大きい箇所、問題を生じさせている箇所を探していきます。

この工程は「Where」に相当します。

問題箇所を特定しておくことで次の手順である原因の追究がスムーズに取り組めますよ。

この部分でも「どこかな?」と深く考察することで論理的思考を身に着けていきましょう。

先ほどの登園について例を挙げてみます。

  • 昨晩の寝た時間?今朝の起きる時間?
  • 着替える時間が長い?
  • ご飯を食べる時間が長い?

このように問題への影響が大きい箇所を特定していきます。

このプロセスを踏まないと…

問題に対して、やみくもに策を挙げて実行してしまいます。

行き当たりばったりの策では効果が薄く、解決まで時間がかかってしまいますよ

たとえ上手くいったとしても、その理由がわからず、次の問題に対処できないと可能性もあります。

問題の原因を探る(Why)

Why 原因

所在を突き詰めたら、その原因を探りましょう。

この工程は「Why」に相当します。

ここで「なぜ?」、「なんでそうなるのかな?」と深く考える中で、論理的思考が養われます

再度、登園を例に考えてみます。

  • 夜寝る時間が遅かったから、起きる時間が遅い
  • 冬場は部屋が寒いから、着替えに時間がかかる
  • 朝は食欲が無いので、ご飯が食べられない

理由が見えると、解決策を考えられますよね。

このプロセスを踏まないと…

原因が明確でないので、効果的な解決策を検討できません。

本当の原因を把握した上で策を練ることで、結果的には無駄な時間を減らすことができますよ。

具体的な解決策を考える(How)

How 解決策

原因がわかれば、それに対する解決策を考えていきしょう。

この工程は「How」に相当します。

ここまでの手順を進めてきたら、原因が明確になっているはずです。

その原因を解決する策を考えていきましょう。

登園を例においては以下の通りです。

  • 【前日】夕食の時刻を早める
  • 【前日】遊びを切り上げる時間を決める
  • 【着替え】冬場は部屋を十分に暖める
  • 【着替え】子供が好きなキャラ物の服を買う
  • 【朝ご飯】飲み込みやすい食材を使う
  • 【朝ご飯】子供の好きな味付けで調理する

ここで示したのは一例ですが、問題の原因が明確なので、効果的な解決策を考え出せますよね。

解決策を実行し、検証する

立てた策を確実に実行し、その効果を検証していきましょう。

個人的にはこの検証が最も重要だと思います。

やりっぱなしでは、ここまで考え抜いた解決策の効果がわかりませんよね。

立てた策を実行し、効果を観察/検証し、次の策へつなぐようにしましょう

問題解決する際の注意点

ここまで、問題解決の手法を紹介しましたが、取り組む際の注意点を最後にお伝えします。

大きく3点を挙げますので、覚えておいてくださいね。

  • 思い込みに囚われない
  • 前提条件を確認する
  • 十分に考察する

それぞれ見ていきましょう。

思い込みに囚われない

これは一人で考えるときに陥ってしまいます。

過去の経験から先入観や思い込みを持って取り組むと、原因や解決策に漏れが出ることがあります。

複数人で取り組む、もしくは疲れたら休憩して頭をほぐして取り組みましょう

前提条件を確認する

無意識のうちに前提とする点が共有できていないと、論理的に漏れが出ることがあります。

例として外食先で子供とメニューを考える場面を想像してみましょう。

大人として食費を節約したくても子供に伝えていないと、「一番高いステーキを食べたい」、「いくらのお寿司が良い」と高価なものを挙げられてしまうかもしれません。

1,000円以内のメニューにしようなど、考える前に前提を決めることが大切です。

十分に考察する

思い付きや印象に残る事例が頭に残っていると、それ以上深く考えずに解決策を出してしまう可能性があります。

そんな時の策は時として効果を発揮しないことがあると思います。

様々な角度から、問題箇所や原因を追究し、考えられる策を絞り出していきましょう。その過程で論理的思考力が養われますよ

 

論理的思考を身につけよう

当記事では注目を集めている論理的思考とその力を養うための方法として「問題解決」について紹介しました。

  • 論理的思考には筋道を通すために主張と根拠をセットで考えることが必要
  • これからの変化の激しい社会では論理的思考は重要
  • 論理的思考は問題解決の際に役立つ
  • 問題解決とは「現状から理想に近づくこと」
  • 問題解決ではWhat→Where→Why→Howの順で解決策を考える

冒頭でも触れましたが、ビジネスだけでなく、子育てや家庭などの日常の問題にもこの考え方は利用できます。

身の回りの悩みに対して、問題解決の手法を用いて考えてみると、思わぬ対策が思いつくかもしれませんよ。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

そんな皆さんに感謝いたします。

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