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問題解決の事例|継続できない時の対処法とは?

継続 対処法

資格のための勉強やダイエット、ブログなどいずれも自己成長のためには有効な手段ですよね。

しかし、「どうしても三日坊主となってしまい、継続できない…」と悩む方も多いと思います。

当記事ではそんな続けられないという問題を解決していきます。

  • 何事も三日坊主で終わってしまう方
  • ツラいだけの行動はやりたくない方
  • ビジネススキルの事例を知りたい方

私は製造業で日々、問題解決に取り組んでいます

今回はビジネススキルを使って、継続できない問題点を見つけ出し、成果が出るまでの方法を見出していきます。

問題解決の手順や陥りやすい注意点はこちらの記事に記載してあります。

まず、こちらに目を通していただけると、当記事の内容も理解しやすいと思います。

問題の明確化(What)

「家事や育児、仕事で勉強が手に付かない」

「ダイエット始めたけど、すぐに挫折しちゃう」

「早起き習慣が良いことは知っているけど、今日も二度寝…」

やりたいと思って、行動したにもかかわらず、なかなか続けられないことってありますよね。

ここでの問題は何でしょうか?理想と現実から以下のように導いていきます。

継続できない 問題理想は続けることが苦にならないこと、継続すること自体を楽しめることだと思います。

一方、現実はその習慣を手にする前に挫折してしまいますよね。

そのギャップとは行動を楽しめていないことに原因があると思います。楽しければ、事前に続けられますからね。

そこで、当記事では「新たな取り組みを楽しく感じるには?」と置き換えて論理展開していきます

問題箇所の特定(Where)

では、続けることを楽しく感じられない原因はどこにあるのでしょうか?

その問題箇所を特定していきます。

継続できない理由をロジックツリーで分解

では、続けられない問題をロジックツリーで解析してみましょう。

ここでは心技体という3点からそれぞれについて深掘りしていきます。

継続できない ロジックツリー

それぞれで要因が出てきましたが、行動自体は人の心が決める部分が大きいので、この中では一番左に示す「現状のままが一番楽だから」という点が最も影響していると言えるでしょう。

この心理的な思い込みは「現状維持バイアス」と呼ばれています。

現状維持バイアスとは?

これは行動によって発生するデメリットが得られるメリットよりも大きく見えてしまう傾向を指します。「バイアス」とは思い込みや偏見という偏りのことです。

皆さんも異動の命令を受け、今までと違った作業に取り組むより、同じ部署で同じ仕事をやり続けることのほうが、楽ですよね。

新たな取り組みを始めても、長続きしないのは意志の強さではなく、人間の心理的なバイアスによるのです。

原因の追究(Why)

継続できない 原因の追究

では、その現状維持バイアスはなぜ起こってしまうのでしょうか?

その原因を探るに前に、現状維持バイアスについての理解を深めていきます。

同じエリアに留まるほうが安全

ここで、RPGのゲームを想像してみてください。

今の場所から別のエリアに移動すると、敵が強くて太刀打ちできないかもしれませんよね。場合によっては命を落とす可能性もあります。

これと同じことは原始時代の人間にも当てはまります。住み慣れた場所を離れることはどんなリスクがあるのかもわからないほど、危険な行為です。

そんな危険を避けるためにも、生存戦略として同じ場所に居続けるよう、変化を嫌うよう、人間の遺伝子にプログラムされているのです。これが現状維持バイアスの根源です。

現代社会では現状維持は退化

一方、同じエリアにいると成長スピードも限られます。視野も狭いままなので、思考の柔軟性が弱くなるかもしれません。

つまり、その現状維持は結果として退化することに相当します。

特に現代のように目まぐるしく社会が変化する場合は自分から変化を求めないと、自らの価値はドンドン劣ってしまいますからね。

現状維持バイアスは外せる?

では、本題に戻ります。これまで述べてきたように、現状維持バイアスは人間の遺伝子レベルで組み込まれているため、完全に排除することは困難です

そこで、まずはこの現状維持バイアスの存在を知っておくことが必要になります。

その上で上手く付き合いながら、継続を楽しんでいきましょう。

解決案の立案(How)

では、元々の問いである「楽しく続けるため」の具体的な対策を考えていきます。

ここでは現状維持バイアスとの付き合い方として以下の5つを紹介しますね。

  1. やる前に続けられるかを確認する
  2. 成功後の自分を定量化する
  3. 小さな成功をつかむ
  4. 継続を報告する
  5. 無理しない

それぞれ、見ていきましょう。

やる前に続けられるかを確認する

取り組み前のことになりますが、そもそも、その取り組みは自分にとって合っているのか?、楽しめるのか?という点を確認しておきましょう

衝動的にやってみようと思ったものの、自分の環境や性格、技量に合わず、結局続けられなかったという経験はありませんか?

これは自分自身に目を向けず、周りの意見に振り回されて、手を出してしまうことが原因だと言えます。

精神科医の名越康文先生も「自分に合わないことは続けられないので、その結果、継続できない自分の評価を下げてしまう」と指摘しています。

まずは取り組む前に、「自分が継続できそうか、できそうにないか」と正確に判断しておきましょう

成功後の自分を定量化する

目標設定と似ていますが、成功時のイメージを強く持つことは取り組む前に重要になってくるでしょう。

現状維持バイアスによって、行動で起こるデメリットを過大評価することを先ほど示しました。

その対策として、やるメリット > やらないメリットとなるように成功イメージを持つことが必要です。

具体的な方法として定量化(数値化)することをおススメします。定量的な数字は感情に左右されませんからね。

資格の勉強であれば、取り組む時間や費用、将来の収入増などを比較すると良いと思います。

小さな成功をつかむ

取り組みを開始した後はどんなに簡単なことでも、それを日々の目標に設定し、達成感を味わいましょう。

例えば、初期の目標は以下のように設定してみてはいかがでしょうか。

  • 筋トレでは初めは腹筋10回を目標とする。
  • 勉強は1日10分と設定する。
  • 早起き習慣ではいつもより10分早く起きる

これらはおそらく、1週間ほど続けることで達成できると思います。

この成功体験を日々、積み重ねることで次第に大きな成果をあげられるようになっていきます

もちろん、この先の目標に対して徐々に質と量を増やすことは必要ですよ。

いきなり、一段飛ばしで進むのではなく、小さくても一歩一歩進んでいきましょう。

継続を報告する

SNSなどで自分の取り組みを報告し続けていくことも継続の手助けになります。

これは外部に宣言することによる外発的動機づけにも似ていますが、その報告に対する反応は自分の承認欲求を満たすという面もあるからです

詳細はこちらの本にも記載がありますが、自分の取り組みを励ましてくれる方がいると、継続することを楽しめますよね。

無理しない

何と言っても、継続のためにはこれが一番かもしれません。

「努力が大切」という方も多いと思いますが、努力しないと取り組めないということは自分にとっては負担であると認めていることになります。

つまり、無理して取り組んでいることは、心から楽しめていないという証拠かもしれません

長く続けていきたいと思うのであれば、無理することなく、自分のできる範囲で取り組むことが大切です。

 

継続は力なり!

当記事では取り組みを続けられず、三日坊主に終わってしまう問題について考えてみました。

  • 取り組み事態を楽しむことが大切
  • 元々、人間は現状維持したい生き物
  • 続けるにはこの現状維持バイアスの存在を知る
  • 無理なく、小さな成功を積むことで楽しくなる

変化が激しい時代だからこそ、自分だけ置いて行かれないように行動することは大切です。

ネット上にあふれている成功体験をみると、「すぐ行動しなくちゃ」と焦る気持ちが出てきます。

しかし、何も考えずに始めてしまい、自分には無理なやり方で取り組み、結果として挫折することが多いのではないでしょうか。

当記事で紹介したように、コツコツと小さい一歩を積み重ねることこそ、自分の目標にたどり着くためには必要だと思います。

自分に合った方法で無理なく、歩き続けましょう。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

そんな皆さんに感謝いたします。

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