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問題解決の事例|人間関係でストレスを貯めない方法は?

人間関係 モヤモヤ

メンタル不調を起こす最も大きな原因に「人間関係」があります。

家庭や会社に限らず、どんな場面でも他人と関わることは必要ですからね。

特に自分の思い通りに相手が行動しない時には大きなストレスと感じることがありますよね。

当記事では人間関係においてのモヤモヤを解決する方法を検討していきます。

  • 人付き合いが苦手な方
  • 人間関係に疲れを感じている方
  • ビジネススキルの事例を知りたい方

私は製造業で日々、問題解決に取り組んでいます

今回はビジネススキルを使って、人間関係におけるありがちな問題点を見つけ出し、その解決策を見出していきます。

問題解決の手順や陥りやすい注意点はこちらの記事に記載してあります。

まず、こちらに目を通していただけると、当記事の内容も理解しやすいと思います。

問題の明確化(What)

誰でも、「幸せになりたい」と思っていますよね。

しかしながら、幸せを常に感じている方は少ないというのが、現実だと思います。

このギャップについて考えると、

働く男女へのアンケートからストレスの原因は人間関係に因るものが多くを占めていることが分かっています(参照:マクロミル)。

人間関係 問題の明確化

人間一人では生きていけませんよね。しかし、その人間関係は少なからず、ストレスを発生させています。

SNSなど常に他人と繋がっていることが当たり前になる中で年々、メンタル不調を起こす方も増えていることからも人間関係のモヤモヤを解決することが幸せを感じるためには必要であると言えます。

そのため、ここでは「人間関係でストレスを貯めない方法は?」と問いを考えていきます。

問題箇所の特定(Where)

では、人間関係における問題点を明らかにしていきましょう。

最も身近な家族においても、ストレスを感じる時はあります。

ここで例として保育園のお出かけ前に子供が遊んでいて、出発が遅れる場合を考えてみましょう。

子供の感情は?

まず、子供の感情はどうでしょうか。

遊ぶことに集中していると、その行為自体を問題とは考えていませんよね。

つまり、子供は遊ぶという行為を問題とは捉えていません。

親の感情は?

逆に親としてはどうでしょうか?

親は早く出かけなきゃ!と焦りを感じつつ、遊んでいる子供にイライラすることでしょう。

つまり、問題と感じているのは親だけです。

このことから、相手の行動に対していら立ちを感じるのは、自分自身だけだということです。

原因の追究(Why)

では、なぜ自分だけがイライラしてしまうのでしょうか?

その点を深掘りしていきます。

思い通りにいかない点をN5分析

先ほどの保育園のお出かけの場面でN5分析してみましょう。

N5とは「なぜ?」と5回繰り返すことで真因を探るフレームワークです。

思い通りにいかない N5
少し強引のように感じるかもしれませんが、目の前の事象を問題と捉えているのは自分自身です

もっと言うと、問題は必ず主観的な面を持っています。

この場合、自分が周りにあわせないといけない、違う行動は良くないという思い込みがあると言えるでしょう。

これは『隠れた前提条件』と呼ばれるもので、無意識のうちに行動していることが多いです。

隠れた前提条件とは?

ここで隠れた前提条件について触れておきます。

隠れた前提条件とは「明らかにしないものの、自分の思いを支えている条件」を指します(こちらを参照)。

これはコミュニケーションの落とし穴とされており、特にビジネスの場では確認しておくことが必要です。

いくつか例を挙げてみますね。

  • 上司からのメールにはすぐに返信しなくちゃ
  • 子供が○才なら、□□できるはず
  • 周りと同じ行動を取らないといけない

これらの前提条件は思い込みから起きるものが大半です。

上司はすぐに返信が欲しい訳ではないかもしれませんよね。そもそも返信事態を求めていないかもしれません。

子供の成長はそれぞれなので、□□できないといけないという明確な基準は無いはずです。

このように人間には思考の癖や思い込み、個人の価値観があるので、無意識のうちに前提条件を設定してしまう傾向があるのです。

この隠れた前提条件は人によって異なることから、解消しておかないと後々のトラブルやストレスの原因になってしまいますよ。

解決案の立案(How)

では、隠れた前提条件への対策を考えていきます。

そのためにはなんと言ってもコミュニケーションが大切です。

「なんだ、当たり前のことじゃないか…」と思うかもしれませんが、皆さんはどこまでコミュニケーションを深堀していますか?

コミュニケーションの重要性

相手との会話の中で全ての確認していては効率が悪くなります。

しかし、省略したことにより、後々問題になることもありますよね。

ここで、コミュニケーションで起こりやすい落とし穴を紹介します。

  • 伝えたと伝わったは違う
  • 共感したと協力するは違う
  • 理解したと行動に移すは違う

自分が言ったことを相手がどのレベルまで受け取っているかどうかはわかりませんよね。

特に関わりが浅い人とはこういった一つ一つのコミュニケーションがお互いの信頼を生み、良い関係を構築できるのです。

具体的なコミュニケーションの方法

では、有効なコミュニケーションの方法を以下に3つ、挙げます。

  1. 5W1H
  2. 事前に伝える
  3. 自分の言葉で再確認

それぞれ、見ていきましょう。

5W2H

5W2Hとは、以下の質問における頭文字をとったフレームワークです。

日本語では省略されることが多く、改めて確認することが非常に大切です。

  • Who(誰が)
  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どうする)
  • How Much/How Many(いくら、いくつ)

コミュニケーションの基本中の基本なので、ご存じの方も多いかもしれません。

この質問を投げかけ、言葉で一つ一つ、言語化することで隠れた前提条件を明確にしていきましょう

特に会議などのビジネスシーンではこれを決めることが重要です。逆にこれさえ決めれば、他は除いても良いかもしれません。

ここで、全てを確認しないといけないかというと、そうではありません

その場その場で状態は変わりますが、2W1Hで基本は良いと思います。

例を挙げてみますね。

  • Who/When/How
    →「○○さんが月末までに実験・確認する」
  • When/Where/How
    →「昨日、本社の事務所で作業していました。」
  • What/Why/How
    →「この資料は顧客の要望に応えるために作成しました。」

多少くどいと感じるかもしれませんが、ここまで落とし込むことで隠れた前提条件はクリアになると思いますよ。

事前に言葉で伝える

こちらは自分が話し手の場合に気を付けたい方法です。

特に子供にはどうしても目の前のことに集中してしまうので、前もって伝えておくことが重要です。

再度、取り上げますが、保育園のお出かけのケースではこんなことを事前に伝えるといいでしょう。

  • 保育園に遅れないように8:30に出かけるよ
  • そのために8:20には出かけられる準備をして、トイレを済まそうね
  • 遅れると朝のお遊戯ができなくなるよ

こんな感じで事前に時間と行動を約束しておくと、相手も動きやすくなります。

すぐには効果が出ない場合もありますが、少なくとも相手は約束を守ろうとするため、こちらの思うように行動してくれると思いますよ。

自分の言葉で再確認

これは自分が聞き手で、話し手の前提を知るために有効です。

相手の言ったことを自分の言葉に置き換えて確認することで、認識のずれを抑えることができますよ。

例を挙げてみます。

営業会議での報告事例

「売り上げも好調です。」と部下から言われたとします。

こう聞くと、皆さんは昨年よりも多い売り上げを期待するでしょう。一方、その部下は先の見通せない中で昨年に迫るほどの売れ行きであることを指しているだけかもしれません。

つまり、「好調」という言葉の前提が部下と皆さんの間で異なることで意見のすれ違いが発生するのです。

この場合は「昨年以上ということかな?」、「昨年と比較すると、どう?」など、比較の基準を明らかにしながら、確認しましょう

少し、非効率に感じるかもしれませんが、言った言わないの論争を避けることには有効です。

 

人間関係でのトラブルは未然に防ごう

人間関係 解決

当記事では人間関係のストレスに対する解決について考えてみました。

  • 問題と思い込んでいるのは自分
  • 隠れた前提条件が問題を発生させる原因
  • どんな関係でもコミュニケーションは大切

私は今回の紹介した方法を我が子に使っています。

発達が緩やかなところがあり、事前に具体的に伝えておかないと子供も自分もイライラするからです。

でも、それは子供に限らず、大人同士のやり取りでも通用することだと思います。

「コミュニケーションを大切にする」、当たり前のことですが、今一度、振り返ってみましょう。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

そんな皆さんに感謝いたします。

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