食費の節約術10選【4人家族で週8千円生活】
節約するときに最も削りやすいのが食費です。
ネット上にも節約術は溢れていますが、我慢ばかりの節約では疲れてしまいますよね。
一般平均もわかりにくいので、育ち盛りの子供のために多く出費している方も多いかもしれません。
当記事では無理なく、食費を抑えれる節約術を10個、紹介していきます。
- 食費が家計を圧迫している方
- 無理なく、食費を減らしたい方
- 食事も楽しみつつ、節約したい方
- 毎月の家計を管理しているパパ・ママ
私は男の子2人を持つ4人家族です。まだまだ小さいですが、それでも週8千円以内で家計が回っています。
「我慢して削らなきゃ」と慌てふためくこともなく、続けている節約術を紹介していきますね。
食費の節約前に知っておきたいこと
何事も、がむしゃらに取り組んでいては成果が上がりにくいですよね。
食費の節約も同じです。
まず、節約術を押さえる前に知っておきたいことを3つ、お伝えします。
世帯人数毎の食費平均金額を知る
一番最初に、自分の食費が一般的に見て多いのか?少ないのか?、を把握しましょう。
都市と地方で異なりますが、全国平均で2020年の1カ月の食費(外食も含む)は以下のようになっています。
総世帯 ¥63,145(外食¥8,865)
単身世帯 ¥38,257(外食¥7,515)
2人以上世帯 ¥80,198(外食¥12,657)
引用:総務省統計局
お子さんのいるご家庭は2人以上世帯に分類されます。週で2万円近く食費をかけていることがわかりますね。
ここで2人以上世帯は平均2.95人、総世帯は平均2.27人という点から世帯人数ごとに食費の平均値を以下のように概算できます。
- 3人家族 ¥ 80,000
- 4人家族 ¥ 95,000
- 5人家族 ¥110,000
- 6人家族 ¥125,000
こうやって比べてみた中で、皆さんの家庭が平均値よりも高い場合は見直しが必要かもしれません。まずはザックリで良いので、ご自身の食費と照らし合わせてみましょう。
目標額を決める
では、自分の状態が把握出来たら、次は目標を決めましょう。
当たり前のことですが、目標(ゴール)が無い中で走り始めても、達成に近づいているのか、わかりませんよね。
目標金額自体は各家庭の環境で異なると思いますが、収入の15%以内にすると良いと言われています(こちら)。
さらに住宅ローンや教育資金などの観点も含めて目標を決めると、将来も見通しが立てやすくなりますよ。
食費のチェックはザックリと
節約を続けるには食費を定期的に確認しましょう。
しかし、レシートを細かく残したり、その内訳を確認していると疲れてしまいます。食費と言ってもお米のような大きな物を買った場合は月の予算をオーバーするかもしれませんからね。
そこで細かく残すのではなく、ザックリと見ることをおススメします。
1回の買い物で「¥3,000程度であればOK」、「¥5,000を超えたから控えよう」など自分の基準に対して大小だけでいいので、食費をチェックしましょうね。
食費の節約術
では、続いて食費の節約術を紹介していきます。
いずれもすぐに取り組める方法なので、参考になれば幸いです。
スーパーのはしごはしない
チラシを見て、「お肉はA店で買って、野菜はB店、卵はC点で…」とお店によって安い商品が異なることがあると思います。
そんな時でもスーパーのはしごはおススメしません。
はしごすると、以下のようなデメリットがあるからです。
- 疲れる
- 時間を浪費する
- 余計な買い物が増える
スーパーでの滞在時間が増えると、それだけ出費の可能性が増えますので、スーパーのはしごは控えた方が良いでしょう。
1回の買い出しでまとめて買う
皆さんも「余計な物を買わないように」と思っていても、ついつい「これ安売りしているから」、「期間限定だから」と誘惑にこともありますよね。
しかし、買い物の回数が少ないと、買い物カゴやエコバッグの大きさは限られているので、余分な物を買えません。その結果、節約につながります。
ちなみに我が家は週2回しか食料品の買い物に行きません。
大体、1回の買い物で買い物かごいっぱいに買うと、¥4,000以内になるので、1週間では¥8,000程度で収まっています。
買う物リストを作る
こちらも、スーパーでの滞在を減らす工夫です。
スーパーに行く前に買う物をリストアップしておきましょう。
そのリストに載っている物を買うことに努めることで余計な出費を抑えることができますよ。
ガチガチに決めすぎても買い物を楽しめませんが、いつも買う物や安売している物などの簡単なリストは必要です。
リストに沿って買うだけなので、買い物時間も短縮できるというものメリットですね。
かさ増し食材を利用する
育ち盛りの子供がいるご家庭は食費を削って、満足にお腹いっぱい食べられないことは避けたいですよね。
そんな時はかさ増しできる食材を利用しましょう。以下にいくつか載せますね。
- 鶏のむね肉
- こんにゃく
- キャベツ
- おから
- もやし
- 豆腐
特にこんにゃくはよく噛まないと飲み込めないので、食べすぎ防止にも役に立つ優秀な食材です。
こういった食材を交えつつ、満足いく食卓を演出しましょう。
野菜くずも利用
根菜の皮や葉っぱ、ブロッコリーの茎など、捨ててしまうような部分も余すところなく使いましょう。
ここではその方法を2つ、紹介します。
細かく刻む
かぼちゃや根菜の皮、ブロッコリ―の茎などはスジもあるので、細かく刻んで利用しています。
メニューとしてはカレーやおから煮が良いでしょう。
特におから煮は作り置き料理として以前も紹介していますが、かさ増しもできるので、おススメです。
野菜だしのベジブロス
もう一つは野菜くずからだしを取るベジブロスです。
これは玉ねぎの皮やシイタケの軸などの食べることのできない部分も活用できるので、おススメですよ。
1.農薬を気にする方は1リットルに重曹小さじ1加えた水に野菜くずを浸す。
2.野菜くずは傷んでいる部分や砂の取れない部分以外をゴミと利用ネットに入れる。(一度、冷凍することが良いとされていますが、そのままでも可。)
3.沸騰したお湯に入れ、20分煮込む。
4.ネットごと取り出し、野菜だし完成。
詳しくはこちらに載っていますので、参照くださいね。
野菜くずを使うことは、生ごみも減らすことにもつながります。
無駄なく使いきることで家計にも環境にも優しくなりましょうね。
冷蔵庫を空にする日を作る
この写真のような冷蔵庫では何処に何が置かれているのか、わかりませんよね。
冷蔵庫の奥に入っている食材は傷んでしまうかもしれません。
そんなことが無いように、定期的に冷蔵庫を空にする日を設けましょう。空にするメリットは以下の通りです。
- 腐る食材を減らせる
- 電気代を節約できる
- 買い物の重複を避けられる
我が家は毎週、日曜日の夜には冷蔵庫を空して食材を使いきるようにしています。月曜日の買い物に向けて、冷蔵庫の中身を把握するためです。
この空にする頻度は各御家庭のペースで合わせてもらって構いませんが、冷蔵庫を空にする日を設けましょう。
お弁当を作る
どんな安売のお弁当でも、自炊には敵いません。
そのため、会社や子供とのお出かけでは、なるべくお弁当を作りましょう。それだけで年間5万円ほどは節約できると思いますよ。
さらに飲み物も合わせて持参しましょう。
1日1本のペットボトル¥150としても、年間で5万円の出費になります。
自宅で作れば、その出費も節約できますよ。
作り置きする
毎日、自炊してさらにお弁当を作っていると、時間も労力も使ってしまうことでしょう。
そこで私はお弁当用の料理は作り置きして、時間もお金も節約しています。
1週間のお弁当を朝、もしくは前日の夜に詰めるだけであれば、1回に5分もかかりません。
忙しい共働きのご家庭には本当におススメです。
作り置きはこちらに詳細を載せておきますね。
目標額を精一杯使う
ここまで「削ること」を節約術をお伝えしてきましたが、「使うこと」も触れておきます。
我慢ばかりの節約では続けられませんよね。
そこで、買い物の際、予算に余裕があるのなら、目標額一杯に使うことで買い物自体を楽しめると思います。
我が家を例に挙げると、1回の買い物で¥3,000に抑えられたら、次は¥5,000まで買い物を許しています。
無理なく、続けるにはこういった遊びも含めることがおススメですよ。
外食は株主優待
最後は外食についてです。家族で外食するとき、誰でもワクワクすることがあると思います。
気持ちの面でもこういった日常のメリハリは大切ですよね。
この時の出費ですが、我が家は株主優待で頂いた利用券で食べています。
そのため、その場での出費はありません。
ちなみに私はアトム(7412)の株を持っているので、月1回かっぱ寿司やステーキ宮などを回っています。
食費を上手に節約していこう
当記事では我が家が実践している食費の節約術をお伝えしました。
- 節約の目標を立てて、定期的に確認する
- スーパーでの滞在時間を減らす
- 買った物は捨てずに使い切る
- 自炊する
- 余裕がある場合は贅沢する
いかがでしたか?
我が家の食費は月4万円程度です。4人家族の平均の半分程度ですね。
でも、食事を楽しめないほど、節約しているわけではありません。外食もしていますし、子供たちも食べたい物はおなか一杯食べています。
切り詰めるだけではなく、多少の遊びを設けつつ、食費を節約していきましょうね。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
そんな皆さんに感謝いたします。
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